大暑

 

七十二候

桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)イメージ画像

桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)

桐が花を咲かせる頃。盛夏を迎える頃には、卵形の実を結びます。桐は、伝統的に神聖な木とされ、豊臣秀吉などの天下人が好んだ花であり、現在も日本国政府の紋章として使用されています。
写真提供 kusamotoさん

土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)

熱気がまとわりつく蒸し暑い頃。私たちは、この暑さを打ち水などでしのぐことしかできませんが、木や草花は緑をますます濃くして夏を歓楽しているようです。

土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)イメージ画像
大雨時行(たいうときどきにふる)イメージ画像

大雨時行(たいうときどきふる)

夕立や台風などの夏の雨が激しく降る頃。きれいな青空に湧き上がる入道雲は、夕立を教えてくれます。雲の頭が坊主頭に見えることから、入道雲と呼ばれています。

旬のもの

白粉花(オシロイバナ)写真

白粉花(オシロイバナ)

黒い種の中にある白い粉を、少女たちがおしろい代わりにして遊んでいたことから、この名前がつきました。花は夕方に開き始め、翌朝にしぼんでしまうことから、夕化粧とも呼ばれています。

ゴーヤ

沖縄県の特産物であるゴーヤ。独特の苦味のあるゴーヤですが、水にさらしたり塩もみすることで苦味は軽減されます。

ゴーヤ写真
カブトムシ写真

カブトムシ

カブトムシはいつの時代も、夏の昆虫の王様です。にょきっと頭に生えた立派な角で、相手の虫をひっくり返してしまう様子は迫力があります。

金魚

夏祭りの定番であり、子どもから大人まで人気のある「金魚すくい」。金魚とは、中国語で金余と書き、お金が余ることから金運上昇の意味があり、縁起物とされています。
写真提供 H.ozakiさん

金魚写真
ねぷた祭/ねぶた祭写真

ねぷた祭/ねぶた

祭りの始まりは、夏の盛りにおそってくる眠気をあっちに行け!と、睡魔を船や灯籠に乗せて川に流したことと言われています。現在は、たくましい武者の絵が描かれた灯籠が町を練ります。

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