毎月ひとつ、おぼえよう!星のみつけ方 毎月ひとつ、おぼえよう!星のみつけ方
お話の担当:株式会社ビクセン  木原さん

天体望遠鏡などを扱う総合光学機器メーカー ビクセンに所属。星に関わるイベントの企画・運営を担当。宙ガール。夢は「星に親しむくらし」を広めていくこと。

株式会社ビクセン  木原さん
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冬の大三角を見つけよう!

ぎらぎらと輝くとても明るい3つの星を結んでできる「冬の大三角」。
冬の夜空の象徴ともいえる星のならびです。まずは、写真の中で綺麗な正三角形になるよう星を結んでみましょう。

冬の大三角とオリオン

正三角形、できましたか?
明るい星が多いので、迷った方もいたのでは…。正解はこちら!

冬の大三角とオリオン線入り

2月上旬は21時頃、下旬は20時頃、60°くらいの南の夜空を見上げて、まずオリオン座を見つけましょう。(オリオン座のコラムはコチラから)

オリオンの右肩にある赤色の星「ベテルギウス」が、冬の大三角のひとつめの星です。

冬の大三角

ベテルギウスを見つけたら、夜空に向かって手でピースをつくります。

冬の大三角

ベテルギウスが右側の指の先にくるようにピースをすると、左側の指先に「プロキオン」、こぶしのあたりに「シリウス」という明るい星が輝いて見えます。
このベテルギウス、プロキオン、シリウスを結んで、冬の大三角の完成です。

宇宙のものさし

街中でもひときわ目立つシリウスは、地球との距離が約9光年と、夜空に輝く星の中ではけっこう近いところにある星。だから、とても明るく見えます。

「光年」というのは、宇宙の距離を測るときに使われている単位。
宇宙はめちゃくちゃ広いので私たちが普段使っている「km」や「m」だと、「0」がたくさんついて、分かりにくい…。そこで、光が1年間に進む距離を基準にして、宇宙の「ものさし」として使われています。(ちなみに…1光年 = 約9460000000000km)

冬の大三角

シリウスまで約9光年ということは、シリウスから出た光が約9年かけて私たちに届いたということ。じつは、現在の姿ではなく、9年前の姿を私たちは見ているというわけです。

そんな遠い星のところまで行くのは難しいけど、ビクセンの「アルミ定規 太陽系」を使えば宇宙旅行が味わえちゃいます。

アルミ定規

「水星、金星、地球を通過!」と線を引けば宇宙飛行士のような気分。お気に入りのノートの上で、太陽系の旅に出かけてみませんか?

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おうし座のまとめ

2月上旬は21時ごろ、下旬は20時ごろ

南の方角、60°くらいを見上げてみよう

まずはオリオン座を見つけてから夜空にピースサイン

ベテルギウス、シリウス、プロキオンの3つの星でできている

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