お話の担当:株式会社ビクセン 木原さん
天体望遠鏡などを扱う総合光学機器メーカー ビクセンに所属。星に関わるイベントの企画・運営を担当。宙ガール。夢は「星に親しむくらし」を広めていくこと。
たまには、座ってゆっくり星を見よう
冬のダイヤモンドはとても大きいので、立ったまま見上げていると首や腰に負担がかかってちょっと大変。もし、公園やおうちの庭などでゆったり過ごせそうなら、ベンチに座ったり、レジャーシートに寝転がってみるほうが楽かも。
そこで、せっかくなら、レジャーシートも宙柄にこだわってみませんか?
Vixenの「宙シート」の模様は、実際の星の並びを再現。まるで夜空に座っているような、ちょっぴり特別な気分で宙を楽しめますよ
・宙シート
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暦生活のお店でもご購入いただけます!
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冬のダイヤモンドのまとめ
3月上旬だと20時頃、下旬は19時頃、南の夜空を見上げてみよう
シリウスから時計回りにプロキオン、ポルックス、カペラ、アルデバラン、リゲルの6つの星
大きいので寝転がって見ると全体を見やすくなる
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冬のダイヤモンドを見つけよう!
冬の夜空に浮かぶ6つの明るい星をむすぶとできる六角形。
それが「冬のダイヤモンド」です。
6つすべてが1等星でとても明るく、街中でもダイヤモンドのように輝く姿を見ることができます。
それでは、星をむすんで六角形をつくってみましょう
星をどう結んでいけば六角形になるか、悩むところですが…
正解はこちら。
イメージしていた六角形と比べてどうでしたか?
さっそく、実際の夜空で見つけてみましょう!
3月上旬だと20時頃、下旬は19時頃、南の夜空を見上げてください。
南の空、水平線からだいたい40度(こぶし4つ分)のところを見上げると、どの星よりも明るく輝く白色の星「シリウス」が見つかります。
このシリウスを基準にして、下から時計回りに星をむすんでいきます。
星と星の間隔は、だいたいこぶし3個分。夜空でげんこつを作りながら、見つけていきましょう。
シリウスの次は、冬の大三角ひとつである「プロキオン」。
プロキオンからまっすぐ見上げて黄色に輝く星「ポルックス」。
そこからぐっと北側の空を見上げて、「カペラ」。
ちょっと見下ろして、おうし座の「アルデバラン」。
最後はオリオン座の青白く輝く「リゲル」
6つの星をぐるっと結んで「冬のダイヤモンド」の完成!
実際の夜空でみると、めちゃくちゃ大きいので見ごたえ抜群。
宝石のダイヤモンドに負けないくらい美しい冬のダイヤモンドです