七十二候がおとずれるたび、日本の細やかな
季節の移り変わりを旬のお話とともにお届けします。

きれいな青空に入道雲がわき上がり、時に夏の雨が激しく降るころ。
もくもくと青空に湧きあがる入道雲は、いかにも夏らしい原風景ですね。坊主の頭のように見えるので、この名前がつきました。天気の変化に注意して、夏の盛りを楽しみましょう。

  • 青森市の祭りは「ねぶた」、弘前市のものは「ねぷた」といいます。ねぶた祭りでは勇壮な武者が描かれた人形の大灯籠、組ねぶたが町を賑わせる「ラッセーラー」と掛け声が威勢よく響きます。ねぶた、ねぷた共に語源は「眠たし」という説があり、農作業の妨げとなる睡魔を追い払う行事がはじまりともいわれています。活気にあふれ、夏の暑気払いにもってこいのお祭りです。

  • 秋田竿灯まつりは、秋田で七夕祭りの行事として8月3日から6日に行われます。ねぶた祭りと同じ、睡魔を追い払う「眠り流し」の行事が起源といわれています。長い竹竿に9本の横竹を結び、46個の提灯を帆のように吊るし掲げ、60キロにもなるその竿灯を手や額、肩にバランスよく乗せて妙技を競います。笛や太鼓の囃子が響く中、夜には何本もの竿灯が立ち並び、提灯の明かりが秋田の夜を彩ります。

  • 仙台市の商店街を中心に行われる仙台七夕祭り。
    月遅れの8月7日を中日に、6日から8日まで開催されます。

    江戸の初め、仙台藩祖の伊達政宗公の時代から受け継がれてきた伝統行事で、毎年200万人以上の人が色鮮やかな七夕飾りをひと目見ようと訪れ、様々なイベントと共に観光客の目を楽しませてくれます。

    飾りはひとつひとつのお店が数ヶ月前から手作りで準備し、商店街のアーケードに和紙で作られたおよそ3000本の笹飾りが華やかに吊るされます。
    笹飾りには、商売繁昌、無病息災など様々な願いを込められた「七つ飾り」という小物がつけられます。この七つ飾りを探しながら七夕まつりを見物するのも趣深い楽しみ方ですね。

    ・短冊 学問や書道の上達
    ・紙衣 病気、災いの厄除け、裁縫の上達
    ・折鶴 長寿と家内安全
    ・巾着 商売繁昌
    ・投網 豊漁、豊作祈願
    ・屑篭 ものを粗末にしない倹約、清潔の心
    ・吹き流し 手芸や機織の上達

※七十二候は年により変動します。

illustration:みやしたゆみ

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