七十二候がおとずれるたび、日本の細やかな
季節の移り変わりを旬のお話とともにお届けします。

湖や川などの水面に張っていた氷が割れ、
氷下で泳いでいた魚が跳ね上がるころ。
空気や植物だけではなく、水の中でも春の訪れを感じられます。

  • 2月14日はバレンタインデー。バレンタインデーは愛を伝える日として、日本では好きな人やお世話になっている方にチョコレートを渡す文化があります。好きな人には「本命チョコ」、友達には「友チョコ」と時代とともに新しい習慣ができています。

  • バレンタインデーの起源には諸説ありますが、有力な話としては、キリスト教の聖人であるバレンタインが殉教した日です。

    3世紀頃のローマでは、皇帝クラウディウス二世が兵士の結婚を禁じていました。聖バレンタインは、愛する人がいながら結婚することもできず、戦いに向かわなければいけない兵士たちの姿を見て、内緒で結婚式を執り行いました。その後、捕らえられ、処刑されることになりましたが、愛を体現する聖者として悼まれ、同じ名前の教会も建てられました。

    後々わかったことですが、聖バレンタインは捕らえられている間、看守の女性と恋に落ちていました。別れる前に「あなたのバレンタインより」と書いた、最後の手紙を送ったそうです。ここから、バレンタインデーは愛を与える日、伝える日とされたようです。

  • 日本では1970年頃にお菓子メーカーが、バレンタインデーには「女性が男性にチョコレートを贈る」というプロモーションを行い、その習慣は全国に広まりました。

    毎年、百貨店やスーパーの売場では賑わいを見せています。バレンタインの時期に合わせ、海外から有名なチョコレート屋さんがやって来ることもあり、最近では自分用にチョコレートを買う女性も増えてきています。
    欧米では、恋人や親しい人にカードやお花、ケーキなどをお互いにプレゼントし合う習慣があるそうです。

    命をかけて愛の大切さを訴えた聖バレンタインの想いは、時を越え、世界各国に広がり、さまざまな形で残されています。男女問わず、大切な人に気持ちを伝えられる日としてこれからも大事にしていきたいですね。

※七十二候は年により変動します。

illustration:みやしたゆみ

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