秋分の日を真ん中とした7日間を秋のお彼岸(おひがん)と呼びます。
「祖先を敬い、亡くなった人をしのぶ日」とされており、
彼岸入りには仏壇仏具を綺麗にし、
お花やおはぎなどのお供え物をしてお墓参りをします。
春分の日の前後7日間は同様に春のお彼岸とされています。

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    太陽が真東から昇り真西に沈み、1日のうち、昼と夜の長さがほぼ同じになる日です。この日を境に次第に夜が長く昼間が短くなっていきます。

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    秋のお彼岸には、もち米を丸めてあんこをまぶしたおはぎをお供えします。あんこを作る小豆は赤色。赤は邪気を祓い、災難から身を守る色と信じられていたため彼岸に供えるようになりました。
    また、おはぎは春のお彼岸に供えるぼたもちと呼び名は違いますが同じものです。萩の花咲く季節のお餅だから「おはぎ」、牡丹の花咲く季節のお餅だから「ぼたもち」と言います。
    小豆が採れたばかりの秋にはつぶあんでおはぎを、冬を越して固くなってしまった小豆はこしあんにしてぼたもちにする、とする地域もあるようです。
     
    ※諸説あります

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    ちょうど、お彼岸の頃に一週間ほど咲く花です。彼岸花の球根には毒があり、土葬をしていた時代にはお墓を虫や動物に荒らされないようにと植えられていました。彼岸花には「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」という別名もあり、これは「天界に咲く花」を意味します。

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    おはぎの語源になったと言われている萩も秋の七草の一つです。
    秋の七草とは、萩(はぎ)・桔梗(ききょう)・葛(くず)・藤袴(ふじばかま)・女郎花(おみなえし)・尾花(おばな)・撫子(なでしこ)の7種類。
    春の七草は七草粥にしていただきますが、秋の七草は見て楽しみます。
    この7種類は奈良時代の歌人、「山上憶良(やまのうえのおくら)」が詠んだ歌が由来と言われています。

Q.「彼岸」ってなに?

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    「彼岸」とは、仏教において三途の川の向こう側、つまりご先祖様がおられる極楽浄土のこと。それに対し、今私たちがいる現世は「此岸(しがん)」と呼びます。彼岸と此岸の距離が最も近くなるのが秋分の日・春分の日なのです。

Q.たまに聞く「暑さ寒さも彼岸まで」とは?

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    春のお彼岸は春分の日を挟んで前後3日間、3月中旬頃。秋のお彼岸は9月の下旬頃になります。
    厳しい暑さ・寒さがこの頃にはやわらぎ過ごしやすい気候になるので、昔から「暑さ寒さも彼岸まで」といわれています。
    秋分の日を境に夜が長くなり、少しずつ肌寒く感じる日が増えていきます。体調管理には気をつけましょう。

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