天赦日てんしゃにち

暦とならわし 2020.02.05

この記事を
シェアする
  • twitter
  • facebook
  • B!
  • LINE

本日2月5日は、極上の吉日なり。なんでも暦の上では、天赦日(てんしゃにち)というらしいです。みなさんご存じですか? この特別な日を、今回は調べてみました。より多くの人々が一日をハッピーに過ごせますように。

こんにちは、こんばんは。くりたまきです。

縁起がよさそうな字面の天赦日。ですが、大安や仏滅といった言葉をカレンダーで見ることはあっても、天赦日はお目にかかったことがありません。どんな日なんでしょう? 図書館へ行って、司書さんを頼りました。

15冊ほどの本を読み調べてみましたが、ざっくり言うと「年に5〜6日しかない、ものすごいハイパー極上の吉日」らしいです。その一部をご紹介しますね。

(天が赦(ゆる)す日の意)陰陽道で、一年中の極上の吉日とする日。何事をするのにもよいという日。
引用:日本国語大辞典 第9巻 第2版(小学館)

暦でよろずに吉と注するのはこの日に限ると『循環暦』に書かれている。(中略)暦注書によれば天の生気が万物を生養しその忌みはばかりをゆるすという日だそうである。
引用:暦と時の辞典 内田正男著(雄山閣)

どうにも古くからある日のよう。『暦と時の辞典』にあった『循環暦』も調べてみたのですが、小泉松卓さんによる享保5年刊行のものでして……西暦でいうと1720年。徳川吉宗が将軍だったころの本で、中身を見てもわたしには読み解くことができませんでした。江戸時代の昔から天赦日は日本人に親しまれていたんですね。

それにしても、「何事をするのにもよい日」と言われると、なんだかドキドキしてしまうのはわたしだけでしょうか。

この冬を堪能し尽くす、とびっきりの日にしたらどうかしら?
たとえば弾丸日帰り旅行をしてみるとか。
いやいや、ちょっとだけ日常を豪華に過ごしてみるのもいいかも。
いつもの珈琲屋さんで、デザートも一緒に頼んでみようかな。
それともカメラを持ってお出かけしてみる?
シャッターチャンスに巡り合えるかもよ。

なんて、あれもこれも想像してしまって、収拾がつかなくなってしまいます。考えるだけでも楽しいものですね。天赦日を知らないで過ごしていたらこんな気分は味わえなかったと思うと、もうすでにハッピーだなあと、顔がにやけてしまいます。

みなさんは、天赦日に何をしますか?
よろしければ後日、どんな一日を過ごしたか、ツイッターやインスタグラムなどのSNSで暦生活に教えていただけませんか? ぜひハッピーのおすそ分けをお願いします!

それでは極上の吉日、みなさんの一日が素敵でありますように。

この記事をシェアする
  • twitter
  • facebook
  • B!
  • LINE

くりたまき

ライター
横浜出身。現在は東京、丸ノ内線の終着駅である方南町でのほほんと暮らす。桜をはじめとした花々や山菜が芽吹く春が好き。カメラを持ってお出かけするのが趣味。OL、コピーライターを経て現在はおもにライターとして活動中。2015年準朝日広告賞受賞、フォトマスター検定準一級の資格を持つ。

  • note

カテゴリ