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神無月かんなづき

暦とならわし 2020.11.17

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こんにちは。巫女ライターの紺野うみです。

日本の暦で10月を指す「神無月」。かんなづき、かみなづき、かむなづき、などとさまざまな読み方があります。
明治に海外から新暦(太陽暦)が入ってくるまでは、もともと日本で使われていたのは旧暦(陰暦)という暦でした。「神無月」も旧暦の10月を指すので、実は新暦に直すと、ちょうど11月の末頃ということになります。

「神の無い月」と書くので、一見すると「どういう意味だろう!?」「大丈夫なのかな?」と驚く方もいらっしゃるかもしれません。
これは一説によると「神社から神様がご不在になる月」を意味しているのですが、神様がどこにもいなくなってしまう、ということではなく、いわゆる「神様たちが出張をされてお留守になる」ということから来ているのです。

「出張」などと聞くと、なんとなく「神様にも出張とかあるのか……」とクスッとしてしまいますよね。
でも、全国の神様が出張をしてまで、どこに集まり、何をしていらっしゃるのかを知ったなら――あなたもきっと「なるほど」と思い、神様に感謝や願い事をしたくなるかもしれません。

神様が出張でお出かけになる場所は、島根県の出雲にある「出雲大社(いずもおおやしろ・いずもたいしゃ)」です。

主祭神である大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)という神様の御神徳にあやかって「縁結び」でとても有名な神社ですが、神無月にはこの場所に神様たちが集い、「神議(かむはかり)」と呼ばれる会議を行っているのだとか。

この「神議」が行われる時期のことを、出雲ではまさに、神無月の反対の意味で「神在月(かみありつき)」と呼んでいます。
出雲大社では毎年「神在祭」という大きなお祭りが行われ、各地の神様たちをお迎えしておもてなしをするべく、地域一帯がもっともにぎわう季節のひとつです。

そして、この会議で議題に上がっているのは、私たち人々の「ご縁結び」の相談なのだとか。

「どこかに、この人に相応しい相手はいないものだろうか」「おや、では私の知っているあの人はどうでしょうかね」
「この人にはこういった出会いが必要なのですが、どこかに誰かよい人はいませんか?」「それならば、この人がぴったりなのでは?」

神様たちの縁結び会議……。イメージするなら、こんな雰囲気でしょうか?

思えば、私たちの人生で結ばれる「ご縁」――いわゆる「出会い」というのは不思議なものですよね。

同じ時代を生き、同じ場所に足を運び、同じ時間を共有する……そんなきっかけがなければ巡り合わなかったはずの相手と関わる中で、その出会いが自分の人生にかけがえないものにもなりうるわけです。

まるで偶然に思えるような出会いも、神様の世界から見れば、タイミングや状況を複雑に重ね合わせた必然であるのかもしれません。
そう考えると、神様が素晴らしいご縁を結んでくださるような、素敵な生き方をする人でいたいですよね。

私たちも「神無月」の意味を知るとともに、神様たちの結んでくださる「ご縁」の数々に感謝しながら、日々の出会いを大切に生きていきたいものですね。

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紺野うみ

巫女ライター・神職見習い
東京出身、東京在住。好きな季節は、春。生き物たちが元気に動き出す、希望の季節。好きなことは、ものを書くこと、神社めぐり、自然散策。専門分野は神社・神道・生き方・心・自己分析に関する執筆活動。平日はライター、休日は巫女として神社で奉職中。

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