初詣で・お守り

暦とならわし 2021.01.02

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皆様、明けましておめでとうございます。巫女ライターの紺野うみです。

新たな一年がはじまりましたが、今年は例年とはまた少し違った、状況や環境にいらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
感染症の影響は、昨年から引き続き、私たちの生活に大きな爪痕を残しています。
いつもならお正月には、もっと気兼ねなく行きたい場所に出かけ、会いたい人に会いに行っていたのに……と、それぞれ寂しい気持ちもお持ちのことと思います。

そしてお正月といえば、多くの方が大切な人と一緒に「初詣」に出かけていたはず。
私のような巫女をはじめ、神社の側でも多くの方に足を運んでいただきたいと願いながら、神社という場所をきっかけに感染症の拡大が起きることのないよう、気が抜けない年末年始となりました。

今年は「分散参拝」という形が呼びかけられていますが、これまでのようにお正月の三が日にお詣りができないことを、あまり落ち込まないでいただければと思います。なぜなら、少しばかり捉え方を変えてみれば、今年はこれまでと一味違う「濃密な初詣のひととき」を過ごすチャンスになるからです。

そもそも初詣とは、神様に新年のご挨拶をしていただき、一年の幸せと健康を祈り、心の願いを届けるためのお詣りのこと。それぞれの人が心地よくゆっくりと神様に向き合い、祈りを捧げられることが一番大切です。

例年であれば大行列に並んで順番を待ち、なんとなく慌ただしい参拝になっていたかもしれません。そう考えると、むしろ混雑を避けていただきながら、余裕をもって参拝できるのはとっても素敵なことですよね。

そして、今年初めて神社に足を運ばれた際には、あなたの願い事に合わせて「御守り」を授かってみませんか?
なぜなら神社に足を運べないというときこそ、どこにいても神様のご加護を意識することができるのが、神様の御神威が込められている御守りだからです。

ご家庭全体の守護であれば、神棚を用意して「御札(神札)」をお祀りするのが一番ですが、いきなり神棚というのはハードルが高いように感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
まずは、それぞれの人が肌身離さず持っておける「御守り」の中から、お好きなものを選んで大切に持ち歩いてみてください。

私たちは日々の暮らしの中で、たびたび哀しいことや不安なこと、理不尽なことやがんばらなくてはならないことなど、さまざまな壁に直面します。
そんな時は手元の御守りをきっかけに神様のことを思い出して、「必ず見守ってくださる」「きっと応援してくださる」と信じ、勇気を出して乗り越えていきましょう。

コロナ禍に揺れるこの時代は、これまで以上に「自分の心を強く支えるもの」「目に見えないけれど大切なもの」に目を向け、大切にするべき時なのかもしれません。
このような世の中だからこそ、皆様に覚えておいていただきたいことがあります。それは、神様とは「どこからでも、自分の心ひとつで繋がることができる」ということ。
いつでもどこかで神様が見守ってくださっていると思えば、私たちはきっと正しい選択を見つけ出し、強い心で行動することができるはず。

この一年を素敵なものにできるかどうかは、あなたの心が選んでいけるのです。神様には、そのためにもあたたかな御力をお借りしましょう。
今年は、ぜひ「あなたにとって最良の初詣」を意識しながら、神社に足を運んでみてくださいね。

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紺野うみ

巫女ライター・心の相談屋さん
東京出身、東京在住。好きな季節は、春。生き物たちが元気に動き出す、希望の季節。好きなことは、ものを書くこと、神社めぐり、自然散策。専門分野は神社・神道・生き方・心・自己分析に関する執筆活動。平日はライター、休日は巫女として神社で奉職中。

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紺野 うみ|オフィシャルサイト

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