こんにちは。星空案内人の木原です。
夏休みが近づくと、夏休みの自由研究を意識した星空イベントが増えてきます。小学校で星の動きについて学びますが、夜にならないと目当ての星たちは見えないため各自観察して学習することが多いのが天文分野です。自習だと手がつかないかもしれませんが、大事なのは「きれい」「楽しい」といった興味の入り口となる気持ち。この夏は科学館や天文台、旅行先で星空を見に行くだけでも十分です。
私も、一番古い星空観賞の記憶は、小学生の時に家の庭で見たしし座流星群でした。小さい頃のちょっとした体験が、思わぬ好奇心の膨張剤としてこれから活躍することがあるかもしれません。まずは宙を見上げてみませんか。

とは言っても、せっかく星空を眺めるなら星の名前の1つや2つくらい知っておきたいですよね。そんな時に活躍するのが、星座早見盤です。最近はスマホの位置情報を利用して星座や星の名前を教えてくれるアプリもたくさんありますが、個人的には圧倒的に星座早見盤派。厚紙で作られた星図をくるくると指で回しながら、どんな星座かな、と調べている時間も星空観察の醍醐味です。星座早見盤を使っている時は、まるで星空を思うままに操作している気分に。ちょっと賢くなった気さえしてきます。

夜に使うアイテムなので、照らすライトは必要になりますが、スマホのライトをどうしても眩しいと感じてしまう私にとっては、優しいあたたかい光を出してくれるお気に入りのライトと星座早見盤を組合せるのが一番使いやすい。皆さんも、自分にとっての最適な星空観察スタイルを探してみても良いかもしれません。星空がより楽しめるはずです。
製品によってデザインの違いはありますが、星座早見盤の使い方はとっても簡単。日付の欄と時刻の欄を合わせるだけです。そうすると、合わせた日時に見える星空が小窓にやってきて、方角を確認しつつ星座早見盤を宙にかざすと、小窓の星図と同じように星空が広がっています。紙に印刷された星座の大きさと実際の大きさは異なりますが、星の並びと位置が把握できるので、あれはこの星だな、と確認できます。

星座早見盤を使っているのは日本だけではありません。世界各地に、その土地に対応した星座早見盤があります。緯度が変われば星図も変わるので、海外旅行の記念のお土産になります。その土地の星空を持って帰ることができる粋なプレゼントにもピッタリですね。


木原美智子
星空案内人
広島県出身。瀬戸内の宙を見て育ちました。好きな季節は、コスモスが咲き、凜とした空気が漂う秋。宙を見上げるのが好きなので、星だけじゃなく宙にあるもの、宙に関わる文化に興味があります。ペンギンと野球も好き。
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