日本の伝統色

桜色さくらいろ

古くから日本人が愛してやまない桜の花びらの色。淡く繊細な色で、ほんのりと酔った女性の頬の様子にも使われます。平安時代に広まった色名ですが、当時の桜は「山桜(やまざくら)」をさし、山々を優しく染めてゆく山桜の花の色に由来しています。春の暖かさ、美しい風景を思い出させてくれる、素敵な色です。

旬の草花

さくら

平安時代から、花見といえば桜を観賞することでした。日本人にとって、桜は古くから大切にしてきた特別な花です。今私たちの見ている桜の8割は「染井吉野(そめいよしの)」という交配種で、江戸時代に誕生しました。桜の花言葉は「優雅な女性」、「精神の美」。

桜色の紙

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アラベール-FS プリムローズ

繊細で優しい風合いを持つ、高品質の非塗工印刷用紙です。多彩な白と落ち着いた色合いのカラーラインナップを揃えています。

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マーメイド ペタルピンク

人魚のすむ海のさざなみのような、穏やかなフェルトマークを持つファインペーパーです。フェルトマークとは、製紙工程で用いるフェルトの織り模様から紙の表面に転写される風合いのこと。豊かな60色を3つの厚さでラインナップしています。ペタルピンクは花びら(petal)のような可憐で繊細なピンクです。

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羊皮紙 しろ桜

羊の皮をなめして作られる書写材「羊皮紙(パーチメント)」をモチーフにしたファインペーパーです。淡色から濃色まで色の幅を持つ全12色。

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江戸小染 はな うすべに

着物の江戸小紋の色柄をモチーフにした連続模様のシリーズ。うららかな春をイメージさせる「はな」のほか、「うろこ」「かすみ」と和の雰囲気をかもしだす3種のパターンがあります。

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い織り 桜

庵(いおり)の壁のような自然の素材を感じさせるエンボスをほどこしたファインペーパーです。有機的な線の織り重なりと、厳選された色の組み合わせが、新しい和のイメージをつくります。多様なエンボスとカラーの組み合わせからなるT-EOS(ティオス)シリーズのひとつ。

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きらびきT うす桜

古来より、料紙装飾などで親しまれている雲母引。その技法をファインペーパーに用いた、独特の輝きを持った紙です。

TAKEO paper trading since 1899

株式会社竹尾 TAKEO Co., Ltd.

1899年創業の紙の専門商社です。製紙会社・デザイナーとの協働により、豊かな質感や色を持つ紙「ファインペーパー」の開発を手掛け、数々のオリジナル商品を生み出してきました。ショップ兼ショールーム「見本帖本店」や、ウェブストア「takeopaper.com」の運営など、新しい紙の文化と市場づくりに挑戦し続けています。

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ITEMS

ご紹介の紙は、竹尾のオンラインストア「takeopaper.com」にて購入できます。
約9,000種の紙が買える竹尾のウェブストア takeopaper.com

INDEX

  • 2019 / 12 / 16紅紫
  • 2020 / 1 / 15松葉色
  • 2020 / 2 / 14紅梅色
  • 2020 / 3 / 13菜の花色
  • 2020 / 4 / 15桜色
  • 2020 / 5 / 15躑躅色
  • 2020 / 6 / 12杜若色
  • 2020 / 7 / 15青竹色
  • 2020 / 8 / 20向日葵色
  • 2020 / 9 / 15女郎花
  • 2020 / 10 / 15竜胆色
  • 2020 / 11 / 13NEW!赤朽色

PRODUCED BY

暦生活 KOYOMI SEIKATSU

日本の季節を楽しむ暮らし「暦生活」。暮らしのなかにある、季節の行事や旬のものを毎日お届けします。Twitter、Instagramでは、日常の季節感を切り取る #暦生活写真部もフォロワーのみなさまと活動中。