
秋に生みつけられた卵から、かまきりが誕生する頃。かまきりは農作物には手をつけず、害虫を捕まえてくれる、私たちにとってありがたい存在です。
ホタルが暗闇に光を放ちながら、飛び交う頃。きれいな水辺に住んでいると思われがちですが、野原でも蒸れて腐りかけた草の下で、明かりを灯し始めます。
写真提供:wineさん


梅雨入りと同じくして、梅の実が薄黄色に色づく頃。梅雨という言葉は、梅の実が熟す頃の雨という意味です。黴(カビ)が生えやすい季節なので、「黴雨(ばいう)」と書くこともありました。

紫陽花は梅雨時を象徴する日本固有の花です。「万葉集」にも名前が出てくるほど古くから知られています。鎌倉時代に園芸化され、江戸時代には一般的な庭園植物となりました。
六月の田植えの時期には、大阪の住吉大社で行われる御田植神事などをはじめ、全国各地で、今年の豊作を田の神様にお祈りする祭りが行われます。


初夏にとれるトマトを「冬春トマト」、夏から秋にとれるトマトを「夏秋トマト」と呼びます。太陽を浴びて真っ赤に育った、冬春トマトと夏秋トマトは糖度が高く、味が濃いのが特徴です。
鯵の中では最も美味とされる高級魚です。大きいものは、体長1mにも達し「オオカミ」と呼ばれています。刺身で食べられることが多いですが、塩焼き、酒蒸しにも合います。


アメリカで、男手ひとつで育てられた女性が、「父への感謝を」と提唱したのがはじまりです。日本では、6月の第3日曜日が父の日とされております。