二十四節気「大寒」

 

七十二候

款冬華(ふきのはなさく)イメージ

款冬華(ふきのはなさく)

凍てついた地面に蕗の花が咲き始める頃。地面には雪が積もり、強い寒さが襲ってくる時期ですが、草花は春に向けて着実に動き出しています。

水沢腹堅(さわみずこおりつめる)

沢の水が氷となり、厚く張りつめる頃。この時期に、一年での最低気温の記録がでることが多く、氷点下に達する地域も多くみられます。

水沢腹堅(さわみずこおりつめる)イメージ
鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)イメージ

鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)

鶏が春の気を感じ、たまごを産み始める頃。自然な状態の鶏は、日照時間が長くなるにつれ、産卵率が上がっていくため、春から夏にかけてたくさん卵を産みます。

旬のもの

「難を転じて福となす」という意味に通じることから縁起が良いとされ、正月飾りなど祝事に使われています。さらに、南天実には咳止めの効果があり、古くから薬用として利用されていました。

大きくなるにつれて呼び方が変わる出世魚の鰤。脂の多い魚であることから、「アブラ」が変化し「ブリ」という名前になったと言われています。

実は小さいですが、皮ごと食べれるため、ビタミンCをたくさん取ることができます。赤みが強く、丸くて形の良いものを選ぶとより美味しくいただけます。

牛蒡は身体の毒素を排出してくれるため、血液が浄化され、むくみの解消やお肌の調子を良くしてくれます。毎日の摂取には「ごぼう茶」がおすすめです。

立春の前日のことで、「季節を分ける」という意味があります。季節の変わり目には鬼がでるといわれたことから、「鬼は外、福は内」と豆をまく慣わしや、柊と鰯の頭を玄関に飾る習慣ができました。
写真提供 つるピカードさん

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