冬の間、暖かい東南アジアの島々で過ごしていたツバメが海を渡って、日本にやってくる頃。つばめの飛来は、本格的な春と農耕シーズンを表しています。
ツバメとは反対に、冬の間を日本で過ごした雁が北のシベリアへと帰っていく頃。雁は「かり」とも読み、「鴈」と書くこともあります。「カリカリ」という鳴き声が名前の由来とも言われています。
写真著作者:pheαnix
春が深くなるにつれ、空気が潤ってくるので、この時期からきれいな虹を見ることができます。虹が虫偏なのは、空にかかる虹を大きな蛇と見たてたためとされています。
サザエは春から夏が産卵期になるので、春から初夏が旬の時期と言われています。サザエは「小さい家」という意味であり、「ササ」が小さいを表し、「エ」が家を表しています。
野草だったみつばは、江戸時代から栽培されるようになりました。葉が三つに分かれていることから、「みつば」という呼ばれるようになりました。
1つの花茎に赤、ピンク、紫、白などの大きな花を咲かせるので、1輪でも存在感のある花です。アネモネとはギリシャ語で「風」を表し、花言葉は「はかない恋」です。
新じゃがいもは秋からのじゃがいもと比べ、葉や茎がまだ青い状態の時に収穫し保存されるので、小ぶりで鮮やかな色をしています。皮が柔らかく、水々しいのが特徴です。
数え年で13歳になる子どもたちが、虚空蔵菩薩を参拝し、知恵や福徳を授かります。子どもたちは好きな漢字を一字書いて「お身代わり」として捧げます。