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鴻雁来こうがんきたる

二十四節気と七十二候 2020.10.09

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こんにちは。暦生活編集部です。
今日は七十二候の「鴻雁来(こうがんきたる)」についてのお話です。

10月に入り、すっかり日が落ちるのが早くなりました。
仕事が終わる頃には、もう真っ暗。少し前まで、まだまだ明るかったのに。
日の長さと比例するように、日に日に寒さが増してきたように思います。二十四節気は寒露(かんろ)となり、次の霜降(そうこう)が終われば、暦の上ではいよいよ冬になります。

毎年、金木犀の香りをとても楽しみにしているのですが、その甘い香りが楽しめる時間はとても短いから、思う存分、楽しんでおかなくちゃなと思います。

春先に日本へやってきたツバメは子育てを終え、南の方へ帰っていきます。
ツバメに入れ替わるようにして、日本へは雁が渡ってきます。遠く離れたシベリアやカムチャツカからわざわざ日本へやってくるのは、越冬のため。日本で冬を過ごします。隊列を組んで空高く舞い飛ぶ様子は圧巻です。

七十二候の「鴻雁来(こうがんきたる)」は、そんな雁が日本に渡ってくる様子を季節の名前にしたもの。春の「鴻雁北(こうがんかえる)」と対になる七十二候です。

群れをなして大空を飛ぶ雁の姿は美しく、昔から様々な文学作品に登場し、絵画の題材にも取り上げられてきました。小林一茶も雁に魅了された一人で、雁を詠んだ句を数多く残しています。

けふからは日本の雁ぞ楽に寝よ

(はるばる海を渡ってきた雁よ、旅は終わり今日からは日本の雁になった。安心して休むといい。)
長旅で疲れた雁を思いやる、優しい眼差しを感じる句です。

雁は昔から名前だけはよく知っているけれど、いまひとつその実態がつかめない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「雁」というのはじつは総称で、特定の鳥を指す名前ではありません。日本ではマガン、シジュウカラガン、ヒシクイなど9種が確認されていますが、そのうち9割がマガンということです。大きさは、マガモとハクチョウの間ぐらい。灰色を帯びた暗褐色をしています。

そういえば、おでんの具に「がんもどき」ってありますね。
雁となにやら関係があるのかしらと思って調べてみると、いろいろ諸説あるようですが雁の肉に味を似せてつくられたから、この名前がついているようです。それだけ、日本では昔から雁の肉が好まれていました。古くは縄文時代の貝塚からも雁の骨が見つかっているそうです。

今では数の減少により、雁は保護鳥となりました。
雁の渡りは、昔からたくさんの人々に愛されてきた、日本の大切な風物詩。
この美しい光景がいつまでも続いて欲しいと、心から思います。

※七十二候(しちじゅうにこう)は、日本の1年を72等分し、季節それぞれのできごとをそのまま名前にした、約5日ごとに移ろう細やかな季節です。

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暦生活編集部

日本の季節を楽しむ暮らし「暦生活」。暮らしのなかにある、季節の行事や旬のものを学びながら、毎日お届けしています。日常の季節感を切り取る #暦生活写真部 での投稿も募集中。暦生活の輪を少しずつ広げていきたいと思います。

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