こんにちは。和菓子女子のせせなおこです。
小さい頃から「好きな食べ物は何?」と聞かれると「大福!」とついつい叫んでしまうほど、とにかく大福が大好きです。もちもちとした食感、なめらかなあんこ。口の周りを真っ白にしながら食べる大福はお腹も心も満たして、いつも私に幸せをもたらしてくれます。

とある和菓子屋さんに行った時のこと。前に一度食べた時に衝撃のおいしさだったそのお店の豆大福の秘密を探るべく、女将さんに「お店の歴史や大福のこだわりを教えて欲しいんですが…」と思い切って聞いてみると「もちろんよ!」と元気なおかみさん。お店のこと、大福の材料のこと、季節でお餅を搗く回数が変わること。そして、今あるものを守っていくことへの思いなどなど、たくさんのお話を聞かせてくださいました。

思いのあるお店の和菓子をもっと多くの人に届けたい!そう思ったのはこの元気なおかみさんのおかげ。そして、こちらのお店の大福のこしあんは、それまでつぶあん派だった私にこしあんの魅力を教えてくれた大事な大福です。

普通、豆大福のお餅の生地に混ぜてあるのは赤えんどう豆ですが、これが大豆だったり、はたまたあずきだったり、豆大福にもいろんな豆を使った豆大福があるんです。他にもお餅にプチプチとしたごまの食感が楽しいごま大福や、香ばしいくるみの入ったくるみ大福。ここ最近はフルーツ大福がブームですが、実は遊び心のある大福がたくさんあります。
そして、大福はお餅がかたくなってしまうので、買ったらなるべく早く食べるのがおすすめです。和菓子屋さんで大福を買った時は一番近くの公園で食べるのが私のルール。外で食べる大福はそれはもう、最高です!もしかたくなってしまったら、こんがりと焼いてもよし、お湯をかけてぜんざいとして食べるもよし。いろんな食べ方で楽しめるのも大福の魅力です。

大福を食べれば食べるほど、ステキな思い出は増えるばかり。手のひらに大福をのせると、楽しかった思い出が蘇り、より一層愛おしい食べ物になっていきます。今の時期はちょうど今年の秋に採れた新あずきが使われ始める、大福が特においしい時期。元気がない時こそ、手にとってみて。きっと大きな福が舞い込んでくるはずです。

もっと気軽に、和菓子を楽しむきっかけに。和菓子と楽しむコーヒー

せせなおこ
和菓子女子
福岡県出身。あんこが大好きな和菓子女子。和菓子を好きになったきっかけはおばあちゃんとつくったおはぎ。ぽかぽか暖かい春が好きです。おいしい和菓子を求めて全国を旅しています。
暦生活のお店
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2,860円(税260円) -
京の音「聴色(ゆるしいろ)」 / 染料インク
2,200円(税200円) -
京の音「青碧(せいへき)」 / 染料インク
2,200円(税200円) -
書籍「手づくり二十四節気」
1,760円(税160円) -
Fonte ガラスペン
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Fonte 筆ペン
1,155円(税105円) -
注染手ぬぐい「貝合わせ雛」 / かまわぬ
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注染手ぬぐい「つるし雛 生成」 / かまわぬ
1,320円(税120円) -
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注染手ぬぐい「コーヒー豆 チョコビーンズ」 / かまわぬ
1,320円(税120円) -
注染手ぬぐい「弁慶縞 チョコレート」 / かまわぬ
1,650円(税150円) -
玄米リラックスアイピロー
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玄米リラックスねこピロー
2,530円(税230円) -
注染手ぬぐい「snow dome」 / にじゆら
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