こんにちは、昆虫写真家の村松です。
昆虫の写真を撮ったり、Webでいろんな昆虫を紹介するムシミルの運営をしたりしています。
今回のお話は、トンボの仲間についての紹介です!
トンボといえば、大きな複眼(目のことです)を持っていて、空を自由に飛ぶ姿が想像できますね。
赤とんぼと呼ばれるトンボの仲間や、オニヤンマなどが有名でしょうか?

トンボの話をしていると「羽の黒いトンボを田舎で見たことがあって・・・」みたいな質問もよくされますね。
一口にトンボと言っても、その種類は200近くにも及びます。
身近な種類だけ取り上げても数十種類は数えられると思います。
赤とんぼと呼ばれるような赤い体が特徴的な仲間もいれば、シオカラトンボのような白い粉を纏ったトンボもいます。

ヤンマと呼ばれるトンボの仲間だとギンヤンマなどが有名で、田舎の方から都市部の公園などでも見られます。
学校のプール掃除でたくさん見つかるなんて話もあるくらい身近なところに住んでいますね。
オニヤンマはとても有名なトンボの仲間ですが、ヤンマの仲間ではなくオニヤンマ科のオニヤンマと呼ばれる種類だったりします。
ギンヤンマはヤンマ科のギンヤンマという種類です。
ヤンマとつくのでちょっとややこしいですね。

他にも小型で、細い体のイトトンボの仲間もいたりします。
小型と言っても3~4cm程度あるものが多いので、水辺の近くで飛んでいるところを見つけるのは難しくありません。
顔をアップで見ると、出目金のような愛らしさを感じる昆虫です。
観察するときには、ぜひ正面からも見てほしいですね!
観察のポイントは、葉っぱに止まって交尾している様子がハート型に見えるのも面白いです。

今回は色んなトンボの仲間を紹介しましたが、これでもほんの一部です。
昆虫の多様性は面白いですね。
そうそう、黒い羽を持つトンボの話も気になりますよね。
カワトンボの仲間のハグロトンボだと思います。
都市部ではあまり見られませんが、環境が良いと水辺などでよく見かけます。
水辺から離れたところでも見られ、林の中をふわふわ飛んでいますし、滋賀県にある実家では庭で飛んでいるのを毎年見かけます。

見られるトンボも減ってきましたが、身近で見られるトンボがいったいどんな種類なのか?
観察してみるのも面白いですよ。

村松佳優
昆虫写真家
滋賀出身、大阪在住。新しい命が芽吹き、生き物が活動を始める春が好きです。昆虫の散策や観察が好きで、見て、驚き、感動したことをWebメディア「昆虫写真図鑑ムシミル」に載せています。多くの人にその面白さや美しさが届けば嬉しいです。
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