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冬の日光浴

旬のもの 2023.01.23

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天気の良い朝。カーテンを開けると眩しい光が差し込んできます。素晴らしい一日の始まりと感じられます。もしあなたが日光を浴びない日々をすごしているなら、それはとてももったいないことです。日光に当たらない日々を過ごすと病気に対する抵抗力を下げてしまうばかりか、足腰がよわり、気分が沈みがちにもなります。

外気温が体温より低下すると、体を温めるためにエネルギーをいつもより消耗します。疲れやすい、やる気がでない、朝なかなか起きられないのは、寒さによる消耗も影響しています。元気が足りない状態では、外からの刺激を跳ね返す力も弱り、心も弱気になりがちに。睡眠を続けるのにも体力は必要ですから、ちゃんと眠れない、何度も目が覚めるなど睡眠が浅くなり、回復力も低下します。

寒い時期はそれだけで弱りがちです。更に昨今の在宅ワークなどが追い打ちをかけ、日光浴が不足したことによる心身の弱りが見られる方も多くいらっしゃいます。

元気に活動するには太陽光/陽気が必要

日光浴には様々な効能があります。太陽光によって体内でビタミンDが形成されます。ビタミンDが少ないと骨が曲がってしまう『くる病』という病気になります。特に発達段階の子どもはしっかりと日光を浴びることが大切です。骨や歯などが弱い人もしっかり日光浴してください。

ビタミンDは筋肉の合成にも関与するので、不足は骨だけでなく骨を支える筋肉も弱らせてしまいます。ビタミンDは更に、体を守る免疫系の働きも促進します。体内にビタミンDが十分にあることで、『貪食細胞』というウィルスや菌を食べる細胞の働きが活性化するんです。“免疫力”をアップするにも太陽の光をちゃんと浴びることが大事ですね。

太陽の光を浴びることは、体の状態を改善するだけでなく、こころの状態も良くしてくれます。太陽光を浴びることで、精神を安定させるセロトニンの分泌が盛んになります。セロトニンは、活動時に意識をスッキリさせ、痛みの感覚を抑制し、体を軽くします。

セロトニンが少ないと、寝起きが悪くなり、些細なことで痛みを感じやすくなり、疲労、イライラ、向上心の低下、協調性の欠如、不眠などが見られるようになると考えられています。心の平穏にも、日光浴は欠かせません。

中医学では、人体を構成する基本物質の“陽気”は、太陽の光によって補われると考えます。陽気は体を温めて活動的にし、気持ちを持ち上げる力があります。また、ウィルスや菌など外敵から身を守る働きも担っています。この陽気を増やすには、日光浴がかかせません。

日光浴をする場合は、背中に日光を当てるようにすることが大切です。背中には、陽気を巡らせる経絡が通っているので、ここを温めることで、しっかり体内に取り込むことができます。背筋をポカポカと温めましょう。

昨今は在宅ワークなどで家にこもりきりという方も多いですが、心身の不調を整えるためにも適度な日光浴は大切です。太陽は万物の活動の源である「陽気」の大元です。天気のいい日はぜひ日光浴を。窓辺にイスを置いて背を向けてまどろむだけでもOKですよ。

日光浴の目安は15分程度。あまり長すぎると皮膚がんのリスクが上がるので、長くても30分は超えないようにしましょう。外でなくてもお部屋の窓辺で構いません。できるだけ毎日浴びるようにしてください。雨の日が続くようなときは、晴れ間を逃さず貪欲に日光浴しましょう。

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櫻井大典

国際中医専門員・漢方専門家
北海道出身。好きな季節は、雪がふる冬。真っ白な世界、匂いも音も感じない世界が好きです。冬は雪があったほうが好きです。SNSにて日々発信される優しくわかりやすい養生情報は、これまでの漢方のイメージを払拭し、老若男女を問わず人気に。著書『まいにち漢方 体と心をいたわる365のコツ』 (ナツメ社)、『つぶやき養生』(幻冬舎)など。

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