季節湯とは
日本には、その季節の植物を取り入れた「季節湯」という薬湯があります。
その歴史は平安時代にまでさかのぼるとも。
12月の「ゆず湯」や5月の「菖蒲湯」は有名ですが、他にもひと月ごとに魅力的な季節湯があります。
季節にあった植物を入れたお湯を楽しむ、季節を肌で感じられる入浴法です。
暑い夏を乗り切る涼しげな湯
ハッカ湯のすーっとする清涼感はメントールという成分によるもので、肌に触れるとひんやりとした刺激を与えると同時に、香りでも清涼感を与えてくれます。また、体内に取り込まれると抹消血管を広げて、体を温める効果があるため、足が冷える、体がだるいなどの「冷房病」に悩む方には特におすすめ!
和ハッカはペパーミント(セイヨウハッカ)に比べてメントールの含有量が多く、冷房で冷え切った体に効果的です。
ハッカ湯の作り方
1.夏から秋の開花期に茎葉ごと地上部を摘み取り、陰干しにします。
2.30gを布袋に入れます。
3.布袋に2リットルの熱湯をかけて、15〜20分ほど蒸らします。
4.汁と袋をお風呂に入れてかき混ぜます。
ハッカは沼地や湿地などやや湿ったところを中心に、全国に自生してます。
また最近は薬用として、北海道、広島県、岡山県で多く栽培されています。
ハッカが用意できない場合は、ペパーミントやスペアミントでも代用可能です。
ハッカ湯のバスソルト
ハッカ湯に入りたいけど材料が手に入らない!
という方にオススメしたいのが、手軽に季節湯を楽しめるバスソルト。
今回、暦生活ではアロマ化粧品やサロン商材を手がける「デイリーアロマジャパン」さんの「北海道和ハッカ アロマバスソルト」をご提供します。
北海道和ハッカ アロマバスソルト
100%自然由来成分だけで作ったバスソルト。
バスタブに入れた瞬間、北海道和ハッカ精油*1のクリアで爽快感のある香りが広がります。太陽と風の自然の力で精製された、ミネラル豊富な天日塩*2「フランス産ゲランドの塩」「メキシコ産波の華」を使用し、保湿成分としてオーガニックアルガンオイル*3を配合しています。自然の恵みがたっぷり詰まった清涼感あふれる香りのバスソルトで、一日のリフレッシュタイムを特別な時間にしてみませんか?
*1ハッカ油、*2海塩(お肌ひきしめ成分)、*3アルガニアスピノサ核油
北海道・滝上町で大切に育てられた「北斗」という和種ハッカから抽出した貴重なエッセンシャルオイル(精油)は、クリアで爽快感のある香りが特徴です。
暑い夏を乗り切るため、ご自身で使われるもよし。また、身体を整える贈り物として、仲の良いお友達へもいかがですか?