2008年2月23日は、超高速インターネット衛星「きずな(WINDS)」が打ち上げられた日です。「きずな」は世界最高速度の3.2Gbpsでデータ通信を行えます。しかも、地球のほぼ半分という広大な地域で通信可能です。

「きずな」のすごいところは、宇宙から通信を行うため災害に強く、4Kの超高精細映像の非圧縮伝送に世界で初めて成功したところです。
送信のビーム出力を自在に増幅できる機能もあるため、雨天時のノイズにも遮られずに安定した状態の通信が可能です。
2011年3月11日に発生した東日本大震災では、JAXAによって「きずな」を使った通信環境が構築されました。
それによって被災地からのインターネット利用が可能になり、災害対策テレビ会議、安否情報の確認などに活用されたそうです。

さらに、地方やアジア諸国など、インターネット環境の整備がない場所でも高速通信をしたり、衛星を利用した遠隔教育も可能になるなど、いろいろな場所と人をつなぐ、まさに「きずな」の役割を担ってくれると期待されています。

一般に向けて様々なイベントも実施していて、クリスマスやバレンタインに、「きずな」のネットワーク応用実験の一環として、宇宙から大切な人に宛てたメッセージを送ってくれるというものもありました。
宇宙からの言葉を受けとって人々が笑顔になれるなんて、素敵な試みですね。
今後、衛星を使ってどんな企画が生まれるのか、楽しみに待っていましょう。

