コペルニクスは、「地動説」を主張したことで知られるポーランドの天文学者(1473-1543)。
「地動説」とは、地球を含む惑星が太陽の周りを回るという説で、それまで信じられてきた「天動説」を覆す、全く新しい考え方でした。

当時、2世紀にプトレマイオスという人物によって提唱された「天動説」は、当時の教会の教理と結びつくことで、疑いようのない一般的な学説として広く信じられていました。

コペルニクスの「地動説」はこれを覆し、のちに「天文学史上最も重要な発見」とされましたが、キリスト教的宇宙観が絶対的な力を持っていた当時においては、なかなか人々の間に広がりませんでした。
のちにガリレオ・ガリレイは、望遠鏡を活用し、天体観測を重ね、コペルニクスの「地動説」が正しいことを主張しましたが、宗教裁判にかけられこれを否定されました。

結局、「地動説」が広く受け入れられるようになったのは18世紀になってからのことでしたが、その考えは近代の天文学の基礎となり、多くの学者を導きました。
