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春から初夏に出会える野鳥

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毎年5月10〜16日の1週間は、野鳥を通して自然保護の大切さを知り、広めていくための「愛鳥週間」です。
この愛鳥週間にあわせ、バードウォッチングや自然観察会など野鳥保護にちなんだイベントが全国で開催されます。

春先から夏にかけては、鳥にとって恋の季節。恋をして、結婚して、子育てをします。よくよく観察してみると、求愛のポーズや子どもに食べものをあげる様子など、この時期ならではの鳥たちを見ることができるかもしれません。

ぜひ、あたたかな陽気の中でバードウォッチングを楽しんでみてはいかがでしょうか?

ツバメ

スズメ目ツバメ科ツバメ属 / 夏鳥

3月から4月中旬にかけて、東南アジアで冬を越したツバメが子育てのために日本へ帰ってきます。ツバメの巣は建物に作られることが多く、鉄道の駅やおうちの軒先、高速道路のサービスエリアなど、いろいろなところで見かけますよね。

これは、人がたくさん集まる場所の方が、ツバメにとって都合がいいから。人がたくさんいる場所には、天敵であるカラスが近づかないのです。

ツバメのちゅぴっという鳴き声がしたら、ぜひちょっと上を見上げてみてください。ツバメが子育てを頑張っているところかもしれません。

メジロ

スズメ目メジロ科メジロ属

スズメより小さな体を持ち、鮮やかな黄緑色の羽毛が印象的なメジロ。
ウグイスと間違えられることも多いですが、私たちが普段目にする鮮やかな黄緑色の鳥はメジロです。目の周りが白いからメジロ。覚えやすいですね。

メジロは一年中日本にいる留鳥です。全国の平地から山林など広い範囲に生息しています。

そんなメジロは甘い花の蜜が大好きで、春には桜や梅などの花の蜜を吸いに私たちの前に現れます。メジロの舌は筆のようになっていて、花蜜に舌をさし、器用に蜜を舐めとることができるのです。

一年中日本にいるメジロですが、暖かくなった頃、花の木に留まる姿を見つけると春を実感しますね。

コマドリ

スズメ目ヒタキ科ノゴマ属 / 夏鳥

「ヒンカラカラカラ…」という特徴的な鳴き声のコマドリ。まるで馬のいななきのようだというところからコマドリ(駒=馬)という名前がつけられました。

暗いやぶの中を好むコマドリは、声はすれども姿が見えないという、お目にかかることが難しい鳥です。

コマドリは春に日本の大部分へやってきて、秋に日本を離れる渡り鳥。春の渡りの季節には、都市公園などでもさえずりが聞こえるかもしれません。

馬のいななきのような声が聞こえたら、ぜひ耳を澄ませてみてください。

カワセミ

ブッポウソウ目カワセミ科カワセミ属 / 留鳥

鮮やかな緑がかった青色の羽毛が美しく、「水辺の宝石」とも呼ばれるカワセミ。
カワセミは漢字で翡翠と書きますが、翡はオス、翠はメスのカワセミを表わし、あわせて翡翠です。宝石の翡翠(ひすい)はこの羽の色が由来だそう。

体の大きさに対しくちばしが長めのカワセミは、魚取りが上手です。水面に垂直に飛び込んだと思ったら、魚を咥えて飛び出したりと、素早く狩りを行います。

かつては渓流で見られる鳥でしたが、最近では都会でも見られるようになりました。「チー」という特徴的な鳴き声が聞こえたら、それはカワセミかも。ぜひ鮮やかな羽色を探してみてくださいね。

スズメ

スズメ目スズメ科スズメ属 / 留鳥

私たちの本当に身近にいるスズメ。季節を問わず、街中で見かけることができます。もちろん春も。
春はスズメにとって、桜の甘い蜜を吸うことができる楽しみな季節。3月の食べ物があまりない時期を乗り越え、ようやくご馳走にありつけるのです。

ただ、スズメは花の蜜を吸うのに適した口をしていません。普通、鳥が花の蜜を吸うときは、嘴を花の中に差し込み、舌先で舐めるようにして蜜を吸います。草の種子を主食とするスズメの口は、この食べ方ができません。

そこで、スズメは桜の花ごとちぎり、根本を噛み潰すようにして蜜を吸う方法をとります。その姿が花のラッパをくわえているようなので「花ラッパ」とも呼ばれます。

桜の季節にはこんな可愛らしいスズメの姿が見られるかもしれません。桜の木を見かけたら花ラッパをするスズメを探してみてはいかがでしょうか?

写真:柴田佳秀
(※コマドリの写真以外)

このページの監修:柴田佳秀(しばたよしひで)

科学ジャーナリスト・サイエンスライター 東京都出身、千葉県在住。元テレビ自然番組ディレクター。野鳥観察は小学生からで大学では昆虫学を専攻。鳥類が得意だが生きものならばジャンルは問わない。冬鳥が続々とやってくる秋が好き。日本鳥学会会員。


おすすめの本と野鳥グッズ

野鳥観察のおともに
『街・野山・水辺で見かける野鳥図鑑』

国内で観察できる野鳥のうち330種類が掲載された野鳥図鑑。読んでいて面白く、持ち運びが苦にならない軽さ、野鳥観察のおともにぴったりの一冊です。

まずページを開いてパッと目に入るのは、色鮮やかな野鳥の写真。模様や色、かたちの特徴などが視覚的に分かりやすく掲載されています。声や名前、シーン、見た目から判別する切り口で紹介されているので、鳥を見かけた後で「あの鳥はなんていう鳥だったのかな」と調べやすいのが嬉しいですね。

街歩きのおともに、バードウォッチングに。ぜひこの野鳥図鑑を連れて、奥深き野鳥の世界を広げてみてくださいね。

そのほか、おうちでも野鳥と一緒に過ごせる、野鳥モチーフの商品を暦生活のお店で販売中です。色とりどりの鳥たちは、日常に彩りと癒しを与えてくれそうです。ぜひご覧ください。

街・野山・水辺で見かける野鳥図鑑

著者:柴田佳秀
監修:樋口 広芳
写真:戸塚 学
発行所:日本文芸社
ページ数:384ページ

定価:1,980円(税180円)

野鳥のしおり(5種)

■サイズ
35×130mm
■内容量
1枚入
■素材・成分
刺繍糸:レーヨン 基布:ポリエステルフェルト
■種類:ルリビタキ、スズメ、カワセミ、ツバメ、コマドリ
■Made in China
・刺繍は商品によって個体差があります

■定価:748円(税68円)

野鳥の図鑑風メッセージカード

■モチーフ
12種類の野鳥の絵柄(スズメ、メジロ、ルリビタキ、ウソ、シジュウカラ、ジョウビタキ、キビタキ、シマエナガ、カワセミ、キクイタダキ、ツグミ、ヤイロチョウ)
■サイズ
カード:横8×縦5.5cm
ケース:横8.5×縦6cm
■素材
紙、革ひも、ハトメ
■内容量
1ケース12枚入
■Made In Japan

■定価:946円(税86円)

野鳥の図鑑風レターセット

■モチーフ
12種類の野鳥の絵柄(スズメ、メジロ、ルリビタキ、ウソ、シジュウカラ、ジョウビタキ、キビタキ、シマエナガ、セグロセキレイ、キクイタダキ、ツグミ、ヤイロチョウ)
■サイズ
便箋:横14×縦18cm
封筒:横14.5×縦9.5cm
■素材
紙、シール
■内容量
便箋10枚、封筒・宛名ラベル・封シール各3枚入
■Made In Japan

■定価:836円(税76円)

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暦生活編集部

日本の季節を楽しむ暮らし「暦生活」。暮らしのなかにある、季節の行事や旬のものを学びながら、毎日お届けしています。日常の季節感を切り取る #暦生活写真部 での投稿も募集中。暦生活の輪を少しずつ広げていきたいと思います。

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