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二十六夜待ち|三日月暦和暦研究家・高月美樹さん

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二十六夜待ち

二十六夜は真夜中に出る細い月。この月の出の瞬間に光が三つに分かれ、阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩薩の三尊が現れるとされ、その光を拝むと幸運に恵まれるとされていました。

江戸時代、特に正月と文月の二十六夜が知られ、全国で行われていました。特に江戸では海から月が見える品川や高輪が人気のスポットで多くの料理屋や屋台が立ち並び、豪商たちは船で酒宴をひらき、大賑わい。あまりの盛況ぶりにとうとう禁止令が出されて下火になったとされています。

文責・高月美樹


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高月美樹

和暦研究家・LUNAWORKS代表 
東京・荻窪在住。和暦手帳『和暦日々是好日』の制作・発行人。好きな季節は清明と白露。『にっぽんの七十二候』『癒しの七十ニャ候』『まいにち暦生活』『にっぽんのいろ図鑑』婦人画報『和ダイアリー』監修。趣味は群馬県川場村での田んぼ生活、植物と虫の生態系、ミツバチ研究など。

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