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夕月夜|三日月暦和暦研究家・高月美樹さん

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夕月夜(ゆうづきよ)は二日月から上弦の月の頃までの月、またはその夜をいいます。夕方に見えていて、まだ光が弱く、夜更けになる前には沈んでいくので、はかない感じが文人たちに好まれ、詩歌に盛んに詠まれてきました。特に中秋の月を指折り数える葉月の二日から八日頃までの月をいいます。

実際の三日月はかなり細く、見える時間もごくわずかです。旧暦で正確な日を数えることがなくなった現代では、四日から上弦の間あたりの月相を三日月と認識している人が多いようです。

文責・高月美樹


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高月美樹

和暦研究家・LUNAWORKS代表 
東京・荻窪在住。和暦手帳『和暦日々是好日』の制作・発行人。好きな季節は清明と白露。『にっぽんの七十二候』『癒しの七十ニャ候』『まいにち暦生活』『にっぽんのいろ図鑑』婦人画報『和ダイアリー』監修。趣味は群馬県川場村での田んぼ生活、植物と虫の生態系、ミツバチ研究など。

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