こんにちは。暦生活編集部です。
今日は七十二候の「梅子黄(うめのみきばむ)」についてのお話です。
いよいよ関西も梅雨入りし、雨降りの季節がやってきました。梅雨特有のじめじめした空気は仕事帰りの疲れた体にはこたえますが、季節のめぐりを肌で感じることはやっぱり嬉しいことですね。今年は家族でしそジュースをつくって、毎日いただいています。口がすっきりして、炭酸水で割って飲むと暑気払いにも最適です。

七十二候は「腐草為蛍」から「梅子黄」へ。
「梅子黄」は”うめのみきばむ”とよみ、その名のとおり梅の実が黄色くなって熟すころです。
諸説ありますが、「梅雨」もちょうど梅が熟す頃に降る長雨ということから、そう呼ばれています。梅雨の時期に収穫期を迎える梅。生で食べられることはなく、ほとんどが加工されます。梅干しや梅酒、梅ジャムにシロップ…あげていくとキリがないほど、いろいろなものに変わります。

その中でも、何を作りたいかによって、梅の熟度を選びます。
熟していない青梅は梅酒や甘露煮、梅シロップ。熟して黄色く色づいた梅は梅干しや梅ジャムに。青梅は酸味が強く硬いのが特徴で、完熟梅は甘く、柔らかいのが特徴です。

今年は、梅シロップをつくってみることにしました。お酒が好きなので梅酒もいいなあと思っていたのですが、子どもたちにも季節を感じてほしかったので、梅シロップに。
青梅と氷砂糖を交互に入れ、瓶を傾け混ぜていく。日々変化していく様子は、見ていて楽しくて、待ち遠しくなりました。

季節の恵みをほんの少しいただいて、逆らったり屈したりせず、寄り添って生きていく。そういう生活には憧れますし、その喜びを誰かと分かち合えたら素敵ですよね。
今日は、「梅子黄(うめのみきばむ)」のお話でした。
※七十二候(しちじゅうにこう)は、日本の1年を72等分し、季節それぞれのできごとをそのまま名前にした、約5日ごとに移ろう細やかな季節です。
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