こんにちは。暦生活編集部です。
今日は七十二候の「土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)」についてのお話です。
二十四節気の大暑を迎えてから、毎日うだるような暑さが続きますが、夏はこうでなくっちゃ!と妙に開き直っています。毎年変わらない蝉の声、白い雲との組み合わせが美しい青い空。我が家のほおずきも、少しずつ赤く染まってきました。
七十二候は「土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)」になります。
なんだかむわっと熱気を感じる名前ですが、このむわっと感が夏らしくて、私は好きです。
その名のとおり、熱気がまとわりつく、蒸し暑い頃。
私たち人間は少々くたびれてしまう季節ですが、草木は太陽の日差しを浴び、葉を茂らせその緑をますます濃くしていきます。
夏といったらイメージする景色は、まさにこの頃かもしれません。私はこの季節を思うとき、いつも『となりのトトロ』の田舎風景を思い出してちょっと楽しい気持ちになります。あとは蝉の声をBGMに、暑い中一生懸命取り組んでいた学生時代の部活。
みなさんは、どんな景色や思い出を思い浮かべますか?
「ジリジリジリ…」とアブラゼミが鳴き、本当に煮えそうなぐらい暑い日が続きますが、今年はいい機会だと思って風鈴を出してみたり、浴衣で夕涼みをしてみたり、線香花火を楽しんだり心おだやかに過ごせるといいですね。
花火大会やお祭りには行けないかもしれないですが、昔の人たちが自然の中に涼を見出して暑い夏を乗り切っていたように、私たちも今できることを探して、季節に寄り添って暮らしていけたらと思います。
※七十二候(しちじゅうにこう)は、日本の1年を72等分し、季節それぞれのできごとをそのまま名前にした、約5日ごとに移ろう細やかな季節です。
