こんにちは。和菓子女子のせせなおこです。
立春を過ぎてだんだんと春らしさを感じることが増えてきました。和菓子屋さんに足を運ぶと桜餅や三色団子が並び、和菓子たちも春が来るのを待ちわびているようで、とてもあたたかい気持ちになります。
パンやお菓子では「いちご祭り」や「いちごフェア」を目にする機会が増えるこの時期、食べたくなるのがいちご大福です。いちご大福は冬の味覚!年中おいているお店もありますが、いちごがおいしくなる今が食べごろです。シンプルな豆大福が好きな私ですが、冬の名残を感じるこの季節、無性にいちご大福を食べたくなります。
じつはここ数年、いちご大福が大流行しているんです!真っ白なお餅と真っ赤ないちごのはっきりとしたコントラストはかわいくて、なんだか元気をもらえます。そんないちご大福ですが、つぶあん、こしあん、白あんはもちろん、抹茶やチョコなどあんこの種類が選べたり、中にシャンパンが入っていたりと次々に進化を遂げています。
今年はまだ食べてないな、といちご大福のことを考えていると、小学生の頃は冬になると家でいちご大福をつくっていたことを思い出しました。
白玉粉にお水と砂糖を入れて、レンジでチン。これを2回繰り返してとろとろになったら片栗粉の上に広げ、餅生地は完成!このお餅にあんこといちごを包んだらあっという間にいちご大福の出来上がり!
さらに、キウイフルーツ、栗、クリームチーズなど、自分の好きな具材を好きなように詰め込んで、オリジナルの大福を作っていました。欲望を詰め込んだでこぼこな大福でしたが、あか、きいろ、みどりの鮮やかな大福たち。カラフルなフルーツから大好きな大福を生み出すこの時間は、魔法使いになれたような、とても楽しいひとときでした。
いちご大福が生まれたのは昭和60年のこと。東京にある和菓子屋さん、大角玉屋さんが元祖だといわれています。こちらのお店の特徴は豆大福の中にいちごが入っているところ。とっても大きくてボリューミーないちご大福は食べごたえがあり、夢と希望が詰まっている!!と、はじめてこのお店のいちご大福を食べた時、ずいぶん感動したのを覚えています。
お店のいちご大福もいいけれど、今年は久しぶりにつくってみようかな。本格的な春がやってくるまでの冬と春の中間地点。両方の季節のいいとこ取りをしながら、今を存分に楽しみたいと思います。
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