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いちご狩り

旬のもの 2023.03.12

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春になるとスーパーには「いちご」が並びます。赤くてつやつやしていて、ときおりパックからはみ出そうなくらいにぎっしり詰められている。
さらに、ちょうどいいところに「練乳ミルク」があったりするので一緒にかごに入れてしまうこともしばしば。最近では新しい品種も登場していて、私が住む奈良県では「アスカルビー」や「古都華」を中心に色々な種類のいちごが並びます。

そんないちごをもっと楽しみたい、もっと存分に食べたい。
そんな人にぴったりなイベントが今日のテーマ「いちご狩り」です。

いちご狩りは農家さんが一般の人に農園を開放するイベント。このときだけ新鮮ないちごを自由にもぎとることができる、夢のようなアトラクションなのです。

いちごを栽培する時期は、品種や地域、農園によって異なりますが、畑で育てる「露地栽培」の場合は、5〜6月頃に旬を迎えます。対して「ハウス栽培」の場合は、12月〜3月頃の寒い時期に旬を迎えます。ほとんどのいちご狩り農園ではハウス栽培をしていて、とくに寒い時期のいちごは、ゆっくり糖度を蓄えながら成長するので甘みが増すといわれています。
さらに太陽をたくさん浴びると甘くなるそうで、2、3日晴れの日が続いてからいちご狩りへ行くとおいしいいちごに出会えるかも..?ともいわれています。

そんなことを知ると、ますますタイミングを狙っていちご狩りに行きたくなりますね。
しかし、一度にそんなにたくさんのいちごを食べても大丈夫なのでしょうか?

いちごは90%以上が水分なので、たくさん食べても水分を摂っているのと同じなのだそう。また、ビタミンCや、体内の塩分のとりすぎを調節するカリウムが多く含まれているなど身体にうれしい栄養が詰まっている果物なのです。
とはいえ、過度に食べ過ぎるとお腹をくだすこともあるので気をつけてくださいね。

さて、最近私が体験したいちご狩りは、自分の畑で育てたいちごを収穫したことでした。
昨年、ホームセンターで「大玉いちご!」と書いてあるのに惹かれて苗を買い、それから畑に行くたびに水をやり、雑草を抜き、肥料をあたえながらいちごの成長を見守りました。

少しずついちごのような赤みを帯びた葉っぱが成長していって、途中で枯れそうになりながらもなんとか持ちこたえ、「実れ〜」と念を送り続けました。
そうしたらニョキニョキっと枝のようなものが出てきて「まさか..ここに実るのか」と思っていたら、いちごのようなかたちの実がポンッとついて…。

写真提供:高根恭子

そして、ついに感動のご対面!

写真提供:高根恭子

思ったより、ち..ちいさい..。でも、ちゃんとできたことがうれしい..。
気持ちが高揚したままに、帰ってすぐうつわに盛って食べました。断面から瑞々しさが溢れ出ていて、酸っぱさのあとでほのかに甘みが残る味。口のなかであっという間に溶けてしまいました。

写真提供:高根恭子

結局真っ赤になったのはこの1粒のみでしたが、苗からの成長をきちんと見届けられた忘れられない体験になりました。
それから、いちご狩りのニュースを見るたびに農家さんの顔が思い浮かびます。

いちごって、そのまま食べてもおいしいし、練乳やはちみつをかけてもいい。ジャムにすると長く楽しめるし、ケーキをつくって大切な人にプレゼントしてもいいなぁ。
今年もあれこれ楽しみながら、いちごの季節をじっくりと味わいたいなと思います。

【参考記事】

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高根恭子

うつわ屋 店主・ライター
神奈川県出身、2019年に奈良市へ移住。
好きな季節は、春。梅や桜が咲いて外を散歩するのが楽しくなることと、誕生日が3月なので、毎年春を迎えることがうれしくて待ち遠しいです。奈良県生駒市高山町で「暮らしとうつわのお店 草々」をやっています。好きなものは、うつわ集め、あんこ(特に豆大福!)です。畑で野菜を育てています。

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