おはようございます、こんにちは。編集者の藤田華子です。
暑い日が続きますね!
今回は、夏の風物詩「海水浴」についてです。
海水浴は夏の代表的なレジャーであり、私たちが自然の恵みを体験できる貴重な機会。いろいろな豆知識や背景を知ることで、海辺で過ごす時間がより豊かなものになることでしょう。
ということで、まずは海水浴の歴史についてお話しします。
海水浴の歴史は、18世紀中頃まで遡ることができます。場所はヨーロッパ。当時の人々は海水浴による治療効果を見出し、体を癒やす手段「海水療法」として海に足を運んでいました。自律神経を整える目的、美肌効果、新陳代謝の促進…言われてみると、たしかに効果を期待できそうな気がしますね。そんな行いが徐々に広まり、次第に多くの人々が健康のために海辺のリゾートに訪れるように。
現代ではレクリエーションとして楽しむ側面が強いですが、その起源は古くからの健康法だったとは驚きです。日本でいうところの湯治みたいなものだったのかもしれません。
ところで、海水浴で厄介なのは、髪がゴワゴワになること!私は海風に吹かれるだけでゴワゴワするのが苦手で帽子でしっかり頭を覆って海にでかけることも。あれには紫外線によるダメージや、海水の塩分が作用するなどさまざまな理由があるのですが、防ぐためには、海水浴の後はすぐに髪をしっかりとすすぎ、保湿効果のあるトリートメントを使用することがお勧めだと、知り合いの美容師に聞きました。
一方で、海に入らずとも、ビーチでのんびりするのも醍醐味です。みなさんは、海が青く見える理由をご存知でしょうか?海水が太陽の光の中でも特に青い光を効果的に散乱するためです。この現象は「レイリー散乱」と呼ばれ、空が青く見えるのと同じ原理。水分子自体が青い光を散乱しやすい性質を持っているため、私たちの目には海が美しく青く映るのです。
どうですか、こんな豆知識を知ると、いっそう海水浴が楽しみになりませんか?
波の音、海の匂い、そして太陽の下で輝く水面…子どもの頃の海水浴の思い出として、鮮明に残っています。最近は海のゴミ問題が深刻で、海を愛する人ほどその現状を嘆き、ビーチクリーンの活動をする方も。海水浴を楽しんだ際は、必ずゴミは持ち帰りましょう。そして未来に向けて、海との美しい思い出を繋いでいけますように。
藤田華子
ライター・編集者
那須出身、東京在住。一年を通して「◯◯日和」を満喫することに幸せを感じますが、とくに服が軽い夏は気分がいいです。ふだんは本と将棋、銭湯と生き物を愛する編集者。ベリーダンサーのときは別の名です。
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