今日の読み物

お買い物

読み物

特集

カート内の商品数:
0
お支払金額合計:
0円(税込)

雪晴ゆきばれ

旬のもの 2026.01.27

この記事を
シェアする
  • X
  • facebook
  • B!
  • LINE

こんにちは。気象予報士の今井明子です。
寒い寒い冬に、雪が何日か降り続いた後、カラッと晴れることがあります。
こんなときは、雪かきや雪遊びの絶好のチャンス! 体を動かしているうちに汗ばんでくるほどです。

太陽の光が明るくて、気分も晴れ晴れしてきます。
このような、雪が降り続いた後の、雲ひとつない晴天のことを「雪晴」といい、晩冬の季語になっています。

雪晴の日は、太陽の光がとてもまぶしく感じますが、それは気のせいではありません。
雪は太陽光の反射率が非常に高く、新雪では80%に達します。砂浜の反射率が10~25%、アスファルトの反射率が10%なので、段違いに反射率が高いことがおわかりでしょうか。

これだけ反射率が高いと、目に紫外線が入り、角膜が傷つきます。晴れた日にサングラスやゴーグルなしでスキーや雪かきなどをしていると、数時間後にとつぜん目が痛くなったりまぶしく感じたり、涙が流れてきたりすることもあります。
スキーをするときにゴーグルをかけるのは、風で目を閉じないようにするだけでなく、紫外線から目を守るためでもあるのです。

そういえば、スキーをすると冬なのに日焼けしますね。これも、山の上が太陽に近いからではなく、雪が紫外線を反射するからです。

雪晴のときは、明るい光であたり一面が鮮やかに見え、気分が上がるものです。しかし、油断をすれば痛い目に遭います。サングラスなどでしっかり目を守りたいものです。

この記事を
シェアする
  • X
  • facebook
  • B!
  • LINE

今井明子

サイエンスライター・気象予報士
兵庫県出身、神奈川県在住。好きな季節はアウトドア・行楽シーズンまっさかりの初夏。大学時代はフィギュアスケート部に所属。鯉のいる池やレトロ建築をめぐって旅行・散歩するのが好き。

記事一覧

今井明子公式ホームページ