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薄暑はくしょ

季語 2026.05.12

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こんにちは。気象予報士の今井明子です。
日差しが強くなり、気温がぐんぐん上がる季節です。
昨今では地域によっては、初夏でも最高気温25℃以上の夏日どころか最高気温30℃以上の真夏日を記録する日も珍しくありません。こんな日は5月といえども半袖で過ごす人も多いのではないでしょうか。

このような初夏の暑さのことを「薄暑」といい、この季節の季語です。
さすがに真夏日を記録するような日が「薄」なのか?と思いたくもなるのですが、夏日や真夏日であっても、初夏の暑さは大陸から来た移動性高気圧由来のカラッとした空気なので、真夏の暑さとは趣が違います。
もう少し季節が進むと、梅雨も始まって湿気が増してくるので、同じ気温でも不快指数が上がるのです。

個人的には、この薄暑の季節が1年で最も好きです。日差しが強く、新緑や花々の色あいが鮮やかですし、半袖の夏服も軽やかなので、ウキウキとした気持ちになります。

どんよりとした梅雨時に入る前のこの季節は、寒暖差もなくはないものの、早春ほどは顕著ではなく、晴天にも恵まれやすいため、絶好の行楽シーズンです。まあ、晴れると紫外線が強いのが悩ましいんですけどね。でも、私は今年もこのボーナスタイムにたくさんお出かけをして、存分に楽しもうと思います。

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今井明子

サイエンスライター・気象予報士
兵庫県出身、神奈川県在住。好きな季節はアウトドア・行楽シーズンまっさかりの初夏。大学時代はフィギュアスケート部に所属。鯉のいる池やレトロ建築をめぐって旅行・散歩するのが好き。

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