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ありがとうの日

暦とならわし 2022.03.09

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こんにちは、こんばんは。
ライターのくりたまきです。

今日はありがとうの日。なぜ3月9日がありがとうの日なのか。勘のいい人はすでにお気づきかもしれませんが、「サン・キュー(3・9)」の語呂合わせでこの日に制定されています。

ちょっと単純な語呂合わせですが、3月にこうした記念日があるって、わたしはいいことだなあと思うんです。3月は卒業や就職シーズンで、お別れの多い時期でもあります。4月からは離れ離れになる家族や友人、クラスメイト、同僚などに「ありがとう」と伝えられたらいいですね。

なかなか恥ずかしくて言えない人にとっては、今日の記念日がちょっとした口実になりますように。

まだ3月上旬ですから、感謝の気持ちを伝えることがきっかけになって、「今度、一緒に帰ろうよ」とか「休日にお茶しにいきましょう」みたいに、思い出に残る時間をつくることだってできるかもしれません。

よく言う話ですが、「ありがとう」の語源は「有り難し」。奇跡的に同じ場所に集ってともに時間を過ごしている人がいることは、有り難いことです。

実際に、わたしの個人的な経験ですが、小学校から高校までの同級生と卒業後に個別で会うことはあっても、クラス全員が集まることはこれまでありませんでした。そしてこれからもきっとないでしょう。転職前の職場でともに働いた人たちとも、全員と今後集まる機会が訪れる可能性はほぼゼロです。

そのことを考えると、いま一緒にいる人たちへの感謝の気持ちは、とても大きく膨らみます。明日には、来週には、来月には、1年後には、現在のように一緒の時間を過ごしていないかもしれないのです。

今日はわたしも、照れずにいつも以上に「ありがとう」と言いたいと思います。

それから。バタバタする年度末、ここまで頑張ってきた自分にも「ありがとう」と言っちゃおうと思います。みなさんもよかったら、自分の胸元をぽんぽんと手のひらで軽く叩いて、口に出して「ありがとう」と言ってみてください。わたしは「セルフぽんぽん」と名付けて日ごろから習慣にしているのですが、あたたかい気持ちになれるのでおすすめです。自分のいちばんの理解者であり友人であるのは、自分自身ですから。

みなさん、感謝とご自愛の気持ちを花束みたいに抱えて、今日1日をお過ごしください。

今回も読んでくださって、ありがとうございました!

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栗田真希

ライター
横浜出身。現在は東京、丸ノ内線の終着駅である方南町でのほほんと暮らす。桜をはじめとした花々や山菜が芽吹く春が好き。カメラを持ってお出かけするのが趣味。OL、コピーライターを経て現在はおもにライターとして活動中。2015年準朝日広告賞受賞、フォトマスター検定準一級の資格を持つ。

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