こんにちは。暦生活編集部です。
今日は「晴れの特異日」についてのお話です。
過去の統計から見て、晴れや雨が降る割合が多い日のことを「特異日」と言います。

晴れの特異日で最も有名なのは、11月3日の「文化の日」ですが、10月10日も、統計的に晴れが多い日だといわれています。
東京の天気出現率で、1981年から2010年の30年間のデータを見ると、10日の晴天率は70%の高さなのだとか。
10月10日といえば、1964年に東京オリンピックの開会式が行われた日としても有名ですね。その後、開会式を記念して「体育の日(※2022年現在はスポーツの日)」が制定され、各地で運動会が盛んに行われるようになりました。

東京の場合、1月16日・3月14日・11月3日/23日などは晴れの特異日、3月30日、6月28日、9月12日などは雨の特異日と呼ばれています。
あくまでも統計なので外れることもありますが、11月23日のラグビー早慶戦のように、晴れの特異日を狙って開催されるイベントもあるようです。
(2010年までの30年間の晴天率は、何と83.3%!)

暦においても、立春から数えて210日目・220日目は台風の多い時期とされており、農家では作物の被害を守るために各地で儀式や祭りが行われていたと言います。
こうして見ると、統計から天気を予測し、行事が行われてきたことが伺えますね。
さて、みなさんは秋晴れの日に何をしますか?
暦生活編集部は、毎年この時期から年末へかけてはせわしない日々が続きますが、思い思いに秋の風情を味わっています。
金木犀の香り、ふと吹く風の心地よさ、うろこ雲に夕焼け、月や星の瞬きに、植物たちの息遣い..。通勤のときや家の近所を散歩したときなど、季節の変わりを感じる瞬間に出会うと、ほっと心が安らぎます。


「小さい秋見つけた」という有名な歌にもありますが、どんなに小さなことでも出会った秋は尊いもの。秋晴れと同じくこころも晴れやかに、短い季節を楽しみたいなと思います。

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