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手づくり二十四節気/大暑たいしょ

二十四節気と七十二候 2022.07.23

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ランタンで夕涼み

暑中お見舞い申し上げます。
今年の梅雨は驚くほど短かかったので、長い夏になりそうですね。

いよいよ大暑を迎えました。暦では夏の大団円。大暑の15日間がすぎるともう立秋なのですから。なんだか妙に慌ててしまいます。夏よ、まだ行かないで。

暑い最中は、とにかく涼をとることが重要です。十分な水分を摂って、なるべく涼しく過ごしたい。危険な暑さはとにかく避けなければ。暑さで知らないうちに体力を消耗しているかもしれません。食事もしっかり摂って、体力をつけておきます。

早めのお夕飯をすませたら、夕涼みなどいかがでしょう。ギラギラ太陽が落ちたあとは、少しは昼間の暑さもおさまっています。風通しのいい場所を選んで静かにすわっていると、暗い中で草や木の呼吸をしている音が聞こえてきそうです。

ランタンに火を灯してほのかな明かりのなか、しばし夕闇を味わいます。蚊取り線香を忘れずに。蚊除けのロウソクもあるので、それをランタンに使ってもよさそうですね。

一時期ランタンに夢中になって、出かける先で見つけては買っていました。ガラスを張ったものや切金で作ったものなど、形も素材もさまざまです。そのうち提灯やロウソクも目につくようになって、続々と我が家には外で使う明かりが集まったというわけです。

今回は、自分でも簡単ランタンをつくってみることに。
厚紙を用意して、窓枠のように四角く切り抜いて、そこに半紙を貼ります。これを4枚つくってつないで枠にします。この中に小さなロウソクを灯したら、納涼ランタンのできあがり。

夏のお休みの日、今日は夕涼みでもしようかな、と決めたら早めにお夕飯をすませて、いそいそと準備をします。ランタンを出して、ロウソクもランタンの数だけそろえて。虫除けスプレーと蚊取り線香も携え、いざ外へ。

いつもの庭も、夜になると別世界。しばし無心になって、夏の闇を抜ける風に涼みます。
庭でなくても、ベランダでする夕涼みもまた格別。小さなLEDランプなどを使えば、火元の心配もありません。お手軽にするには、スマートフォンのライトを点灯して。紙製ランタンの中に置けば光が柔らかになって、心穏やかに涼めるはずです。ほんの5分間だけでも、不思議に気分が変わります。

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平野恵理子

イラストレーター、エッセイスト
1961年静岡県生まれ。著書に『五十八歳、山の家で猫と暮らす』『歳時記おしながき』『こんな、季節の味ばなし』ほか多数。好きな季節は、季節の変わり目。現在は八ヶ岳南麓在住。

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