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黄色いバラ

旬のもの 2023.06.18

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おはようございます、こんにちは。編集者の藤田華子です。

梅雨らしい天気が続きますね。
ジメジメが気になるときは、お香を焚くと空気がカラッとする気がします。一説によると、お香の煙が湿度を吸い取るためなんだとか。梅雨ならではの楽しみを満喫したいですね。

さて今日は「黄色いバラ」についてです。
母の日といえばカーネーションですが、父の日には黄色い花を贈る習慣があるとご存知でしたか?

日本で黄色いバラを贈るようになったのは、「日本ファーザーズ・デイ委員会」が開催した「ファーザーズ・デイイエローリボンキャンペーン(黄色いリボンキャンペーン)」がきっかけ。花言葉のように色にはそれぞれ意味があり、それによると黄色は「活発」「明快」「うれしさ」「楽しさ」「あたたかさ」「幸せ」「希望」「富貴」などが挙げられます。かの有名な『幸福の黄色いハンカチ』にも、同じ意味が込められていますね。

イギリスでは、そんな黄色は昔から、身を守るための色とされていました。南北戦争時代には、兵士の無事を祈るため黄色のハンカチを持ったそうです。それがアメリカで「黄色いリボン」としてあしらわれ、愛する人の無事を願うモチーフになりました。

「お父さん、いつもありがとう。これからも元気でいてね」ーーそんなメッセージを込めた背景があり、日本では父の日に黄色い花を贈る習慣が生まれたんですね。アメリカでは、父の日には赤か白のバラを贈るそうで、それにちなんで日本でもバラを贈ることが多いようです。

バラは、贈る色と本数によって意味が変わる興味深い一面があります。

<贈るバラの本数に込められたメッセージ>

1本増えるごとにメッセージが変わるバラの花束。父の日とは少し逸れてしまいますが、ユニークなものを抜粋します。

・1本 :一目ぼれ
・2本 :この世界には二人だけ
・3本 :愛しています
・10本:あなたは完璧でパーフェクト
・24本:一日中思っています
・99本:永遠の愛、ずっと好きだった
・100本:100%の愛
・365本:あなたが毎日恋しい
・999本:何度生まれ変わってもあなたを愛する

<色別の、バラの花言葉>

・黄色 :献身、平和、友情
・赤色:愛情、あなたを愛しています
・白色 :純潔、深い尊敬
・ピンク色 :上品、可愛い人 などなど…

以上、バラの花束の豆知識でした!

最後に、母の日、父の日、とありますが、家族というものは多様化しています。私も幼い頃に父を亡くしているので、保育園で「父の日の贈り物を作ろう!」と言われても、「まいったなあ」という感じでした(笑)。でもある日、先生が「大切なひとに感謝を伝える日だと思えばいいんだよ」と教えてくださり、心が軽くなったのを覚えています。

黄色いバラを持って、大切なひとに改めて感謝をお伝えしてみてはいかがでしょう。

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藤田華子

ライター・編集者
那須出身、東京在住。一年を通して「◯◯日和」を満喫することに幸せを感じますが、とくに服が軽い夏は気分がいいです。ふだんは本と将棋、銭湯と生き物を愛する編集者。ベリーダンサーのときは別の名です。

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