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キャンドルナイト

旬のもの 2023.06.23

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おはようございます、こんにちは。編集者の藤田華子です。
湿度の高い日が続きますが、梅雨バテしている方はいませんか?
なんだか心がざわざわしたり、元気が出なかったり、寝付きが悪い…そんなとき、気分転換におすすめなのが、キャンドルに火を灯すことです。

自律神経を整えるために、私は入眠儀式というものを大切にしています。
お風呂に入ったらスマホは手放す、眠る前に軽いストレッチをするなど。その一連の儀式のひとつとして、お気に入りのアロマキャンドルに火を灯し、揺れる炎を眺めます。不規則に揺れる炎は、"1/fゆらぎ"という人間がリラックスするゆらぎがあり、だんだんと張り詰めた心も微睡んでいくのがわかります。

さて、今日はそんなキャンドルを使った「キャンドルナイト」についてです。大規模なイベントとして開催されることもありますが、何も難しいことはなく、電気を消して、キャンドルに火を灯して過ごす時間のことを指します。時間帯やキャンドルの種類なども自由。キャンドルの灯火には、煌々と光る電気やTVの液晶画面の明かりとは、ひと味違った温もりがありますよね。さきほどの"1/fゆらぎ"もその理由のひとつです。

ホッと一息ついて、日常の喧騒を忘れてみましょう。同じ1分間でも、キャンドルの灯りを眺めていると時間の方がゆっくり流れる気がするから不思議です。さらに、その優しい炎が心をもあたためてくれる気がします。

キャンドルナイトがムーブメントとして広まったのは、2001年から。カナダが発祥で、時間を気にせずにゆっくりとした暮らしを楽しむ、スローライフ運動として世界に広まっていきました。

省エネや地球温暖化防止を目的とする場合は、キャンドルの原料に注意が必要です。石油などが原料のキャンドルを用いると、かえって温室効果ガスを多く排出してしまう懸念も叫ばれているので、詳しく調べてみてくださいね。

でも、日が長くなるこの時期になぜキャンドルナイトを紹介するの?と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。実は毎年、夏至と冬至付近の夜(現地時間20:00 - 22:00)に、「100万人のキャンドルナイト」というイベントが開催されているのです。夏至と冬至に開催するのは、国ごとの祝日や記念日ではなく、世界共通で日の巡りや地球の動きを感じることができるから。全国のあちこちで催しが開かれるようなので、ご興味のある方はぜひ足を運んでみてくださいね。

もちろん、おうちでひっそりとキャンドルナイトを楽しむのもまた一興。くれぐれも火事にお気をつけて、ゆっくり流れる時間を満喫しください。
素敵な夜を…!

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藤田華子

ライター・編集者
那須出身、東京在住。一年を通して「◯◯日和」を満喫することに幸せを感じますが、とくに服が軽い夏は気分がいいです。ふだんは本と将棋、銭湯と生き物を愛する編集者。ベリーダンサーのときは別の名です。

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