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ニジュウヤホシテントウ

旬のもの 2026.05.28

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こんにちは、昆虫写真家の村松です。

今回ご紹介するのは、てんとう虫の仲間であるニジュウヤホシテントウです。
模様がとても多いのが特徴です。
しっかり数えると、28個の黒紋があるのが名前の由来になっています。

ニジュウヤホシテントウ

テントウムシと言えば、赤い体に7つの模様のナナホシテントウが有名です。
肉食性で畑のアブラムシなどを食べてくれます。

でも実は草食性のテントウムシの仲間もいます。
マダラテントウと呼ばれる仲間は草食で、ニジュウヤホシテントウはその一種です。

草を食べるなんて可愛いじゃないか!と思うのですが、食べるのはナス科の植物などです。
畑でナスやジャガイモなどを育てたことがある人は見たことがあるかもしれませんね。

なので、農業の観点からは害虫の扱いを受けてしまう昆虫でもあります。

ナスに頭を突っ込んで食べている

実家では両親が小さな畑を作って野菜も育てているのですが、ナスが育ってくるとほぼ確実に見つかります。

益虫のテントウムシかと思ったら、野菜を食べてしまうということでテントウムシダマシと呼ばれることもあります。
騙しているわけではないんですけどね。

畑で見られる印象が強いテントウムシですが、公園などでも見られます。

イヌホオズキと呼ばれるナス科の植物が自生している道端や公園などで、雑草を食べて生活していることもあります。

成虫も幼虫も草食なのでエサの確保もしやすく、テントウムシの成長を観察するにはオススメの昆虫でもあります。

幼虫

幼虫はかなり派手な見た目をしていて、全身トゲトゲです。
成長するとトゲも大きくなっていくので、成虫とのギャップも面白いです。

見た目はこんな感じですが、トゲが刺さったり毒を持っていたりするわけではないので、危なくはありません。

ニジュウヤホシテントウ

テントウムシは肉食、草食、菌食のものもいて、食性の幅が広いのも興味深いです。
今回は草食のテントウムシの中からニジュウヤホシテントウを紹介しましたが、ナスの苗などでも観察できますし、公園などでも探せるので見かけたらぜひじっくりと観察してみてくださいね。

日本の昆虫を撮影し、その魅力を紹介するWebメディア「ムシミル」を運営しています。ブックレットの制作もしているのでムシミルで検索してみてください。

写真:村松佳優

※日本の昆虫を撮影し、その魅力を紹介するWebメディア「ムシミル」を運営しています。ブックレットの制作もしているのでムシミルで検索してみてください。

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村松佳優

昆虫写真家
滋賀出身、大阪在住。新しい命が芽吹き、生き物が活動を始める春が好きです。昆虫の散策や観察が好きで、見て、驚き、感動したことをWebメディア「昆虫写真図鑑ムシミル」に載せています。多くの人にその面白さや美しさが届けば嬉しいです。

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