こんにちは、昆虫写真家の村松です。
昆虫の写真を撮ったり、Webでいろんな昆虫を紹介するムシミルの運営をしたりしています。ムシミルで検索してみてください。
今回は黒いダイヤとも呼ばれたオオクワガタを紹介します。
なぜ「黒いダイヤ」と呼ばれたのか?
オオクワガタは樹洞の奥に隠れていることもあり、見つけにくいのです。
クワガタムシの仲間は元々人気も高いですし、オオクワガタはその名前の通り大型でかっこよかったのも理由になってきます。
飼育も難しく、ブリードがなかなかうまくいかないのも要因になりました。
その結果として、愛好家の熱が天然オオクワガタの値段を数十万円にまで押し上げ、黒いダイヤとまで呼ばれるようになりました。
現在でも天然のオオクワガタの採集難易度は高めですが、飼育方法が確立されたことによって値段は落ち着きました。
私が小学生の頃には、地域でオオクワガタの成長観察会なども開かれ、母と一緒にオオクワガタを育てていたのを覚えています。
世話のほとんどを母に任せていたのは内緒の話です。
成虫になると、食事をするなど活動しているところを見ることもできますが、幼虫はずっと土の中です。
マットと呼ばれる木のクズなどを細かく土にしたものなどを使って、その中に幼虫を入れておきます。
幼虫の世話というのは、基本的にはこの土を数ヶ月に一回替えてあげることなので、意外に手間はかからないんですよ。
自然界での数は減っているようですが、飼育や観察を通して身近な昆虫の一種になりました。
オスもかっこいいのですが、メスも存在感があります。
クワガタのメスは種類が違っても見た目が似ているものが多いのですが、その中でもオオクワガタのメスには強い光沢があります。
とても艶々していています。
大きなオオクワガタのオスは、頭部の幅も広くてアゴもがっしりしていて魅力的です。
ちなみに、クワガタムシのオスは「アゴ」が大きく発達したものです。
カブトムシのは「ツノ」なので覚えておきたいですね。
そして、小型のオオクワガタなどでサイズが変わったときに、アゴの形にも変化が見られます。
大きさで雰囲気が変わってくるので、いろんなオオクワガタの観察をしてみたいですね。
オオクワガタは趣味で飼育している人も多く、ペットショップや昆虫ショップでも手に入れやすい昆虫です。
成長まで時間はかかりますが、その分じっくりゆっくり観察もできるので、ぜひ家族で育ててみてほしいですね。
写真:村松佳優

村松佳優
昆虫写真家
滋賀出身、大阪在住。新しい命が芽吹き、生き物が活動を始める春が好きです。昆虫の散策や観察が好きで、見て、驚き、感動したことをWebメディア「昆虫写真図鑑ムシミル」に載せています。多くの人にその面白さや美しさが届けば嬉しいです。
