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旬のもの 2023.06.19

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今日のお話は、夏から秋にかけて旬の果物「桃」です。バラ科サクラ属で、イチゴ、サクランボ、リンゴ、梨、アーモンド(古名は扁桃)などと同じ仲間です。

桃の原産地は、中国にある黄河中流から上流あたりの高原地帯とされ、古来には仙人が食べる不老長寿の果実「仙果」とされていました。日本でも弥生時代の遺跡から種がたくさん見つかっており、遥か何千年も前から食べられていたようです。

現在食べられている日本の桃の品種は、明治時代に中国、アメリカ、ヨーロッパから日本へ渡ってきた桃が元となっています。それから日本の気候風土に合うように品種改良を重ね、今では100種類以上の品種が栽培されています。

主な産地は、山梨、福島、長野、山形、和歌山、岡山ですが、全国各地に渡り広い地域で栽培されていますので、地元で収穫される桃を毎年楽しみにされている方々もいらっしゃるかと思います。

品種も産地も違えど桃の魅力は、上品な香り、したたる果汁の多さ、とろけるような甘さです。

また、きめの細かい滑らかな果肉の食感だけでなく、ややかための食感もあり、多彩な味わいを楽しめる果物でもあります。今年はお好みの桃に加えて、今まで食べたことの無い桃を召し上がってみてはいかがでしょうか?新たに好きな桃が増えるかも知れません。

桃はとても甘いのでカロリーが気になるかもしれませんが、果糖だけでなく食物繊維、ビタミンなど栄養素が豊富に含まれています。極度に食べ過ぎなければ、病気予防や健康維持になるとされている体に優しい果物です。

桃の食べ頃は、香りが増して果肉が少しやわらかくなった状態です。冷えすぎると風味が落ちてしまうので、できれば食べる2、3時間前に冷蔵庫に入れて冷やしたほうが良いです。

私のおすすめの食べ方は、生食だとオリーブオイル、レモンかスダチの搾り汁、ほんの少し胡椒をかけることです。本来持っている美しさをより引き立てる薄化粧のような感じで、モッツァレラ、カッテージ、マスカルポーネなどのフレッシュチーズと合わせるとよりリッチな一皿になりますよ。

写真提供:川口屋薫

加熱料理だとコンポートです。

桃、砂糖、水、レモンの搾り汁で弱火でコトコト10分煮るだけ。冷めたら容器に入れて冷蔵庫で一晩冷やします。差し入れに持っていくと、そのまま召し上がっていただける手軽さもあって喜んでいただけるので、よく作ります。

よかったら作ってみてください。

桃のコンポート

写真提供:川口屋薫

材料

•桃 2個

A
•グラニュー糖 100g(桃の重量の1/4)
•水 500cc
•レモンまたはスダチやカボスの絞り汁 大さじ1

作り方

①桃のうぶ毛を取るために、指で優しく撫でるように水で洗います。半分に切って中の種をスプーンで取り除きます。
②Aを小鍋に入れて沸騰させてから、皮を下にして桃を入れます。
③弱火で5分煮て、桃をひっくり返して、さらに5分煮ます。火からおろして、皮をつるんと取って粗熱をとります。
④保存容器に入れて、冷蔵庫で冷やします。

☆ポイント: 桃はデリケートなので、果肉(実)がかための方が、形が崩れにくく作りやすいです。 

桃のコンポートの煮汁のアレンジデザート

桃のコンポートの煮汁を容器に入れて、冷凍庫に入れて凍らせます。1〜2時間ごとに、フォークでかき混ぜ、また凍らせる作業を2〜3回繰り返すと完成です。 手作りの桃のグラニータは、イタリア版かき氷です。夏の朝食にブリオッシュというパンにのせたり、浸したりして食べることもあります。

写真提供:川口屋薫
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川口屋薫

料理人
Le btagev(ルブタジベ)代表。大阪出身。料理人。珍しいやさいの定期便をしています。風薫る季節5月が過ごしやすくて一番好きです。イタリア在住中、ヨーロッパ野菜に恋し、日本の野菜が恋しくなったのをきっかけに野菜に関わる仕事をしています。 趣味 囲碁

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