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そぞろ旅〜六甲高山植物園の旅

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「そぞろ旅」と題して、ゆかりのある場所を訪ね歩くシリーズを始めました。

今回の旅は、六甲山へ。山野草や高山植物にたくさん出会える、六甲高山植物園を中心に、六甲山をあちこち巡ってきました。可憐な花々に美味しいもの、綺麗な景色を大満喫してきたので、その様子をお届けいたしますね。

六甲高山植物園

まずは、今回の第一の目的地、六甲高山植物園。くねくねとした山道を登っていくと、あっという間にたどり着きました。

六甲高山植物園は、海抜865mの六甲山頂付近に位置し、冷涼な気候を生かして世界の高山植物や寒冷地植物、六甲自生植物など約1,500種を栽培・展示しています。

ただ今、暦生活×六甲高山植物園とお届けする、植物とともに季節のうつろいを楽しむ特別企画「花びより」開催中です。
開催期間は、4月1日(水)〜7月12日(日)。

期間中、二十四節気七十二候をひもとくパネル展や、にっぽんのいろと植物園の花を色で表現したインスタレーションをご覧いただけます。
ぜひ足をお運びくださいませ。

園内に足を踏み入れると、どこからか鶯の鳴き声が聞こえてきて、木の枝が風にそよいで、のどかな雰囲気に包まれていました。
春の花々、萌え出る新緑が目にやさしく、ほのぼのとした気分に。
花期の移り変わりが早く、来るたびに新しい花を楽しめるのだそう。

今咲いていたのは、カタクリやバイカオウレン、オオミスミソウ、ミズバショウなどなど。

こちらは春の妖精、カタクリ。
スプリング・エフェメラルと呼ばれる、早春の頃、落葉樹の葉が茂るまでのごく短い間に花を咲かせる植物の一種です。

なんと花が咲くまで7~8年もかかるのだそうで、目一杯土の中で頑張ってきたんだね、と思うと、なんともいじらしい。
大きく反り返った紫色の花びらがチャーミングで、群生している様子がお見事でした。

こちらは、バイカオウレン。

日本の植物分類学の父・牧野富太郎(まきの・とみたろう/1862-1957年)博士が生涯愛した花としても有名で、静かに佇む姿が気高い。

こちらは、オオミスミソウ。
ちょうど今が見頃で、濃淡の紫色の花が華やかに咲いていました。

個体差の大きい品種のようで、色も様々なら、一重・八重も乱れ咲きになっていて、違いを眺めているのも愉快でした。

他にも、ロックガーデンにはエーデルワイスなど世界の高山植物が咲いたり、樹林区には落葉樹が立ち並び夏は茂ったり、湿生植物区にはミズバショウやニッコウキスゲが群落で咲いたりと、見どころが尽きません。

所要時間は、ゆっくり回って1時間ほど。
植物に囲まれる環境の中、ちょうど良い運動にもなりました。
スタンプラリーも開催しているので、ぜひご参加くださいね。

花びより開催中は、月ごとのスタンプラリーも

植物園の職員の方にもお話をうかがうと、近年の気候変動により、花の咲く時期が年々早い傾向にあるのだそうです。
それぞれに魅力ある花々の見頃を見逃さないよう、ぜひ季節の機微を感じていただきたいとのことでした。

おすすめは、毎営業日11:00~/14:00~の「スタッフと歩く 花のガイドツアー」。
ご予約不要で、見頃の花を中心に園内を歩いて回る30分のガイドツアーです。
私も参加したのですが、草花の名前の由来や、詳しい説明、名前の表示のない植物まで紹介していただけて、終始勉強になることだらけでした。

園内にあるショップ「アルピコラ」では、高山植物園オリジナル商品が手に入ります。

ニッコウキスゲなど他では買えない高山植物のグッズも沢山あり、植物好きにはたまらない品揃え。

「花びより」開催中は、六甲高山植物園×暦生活のオリジナル商品も並びます。

アルピコラにてご覧いただけるパネル展

六甲高山植物園

〒657-0101
神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150
TEL:078-891-1247

アクセス
【西入口】
六甲山上バス「森の音ミュージアム」下車 徒歩約3分
【東入口】
六甲山上バス「六甲高山植物園」下車 徒歩約1分

山小屋カフェ エーデルワイス

高山植物に癒されたら、ちょうどお腹が空いてきたので、六甲高山植物園をすぐ出たところにある、「山小屋カフェ エーデルワイス」へ。

ぽかぽかしていたのでテラス席にしたのですが、樹々に囲まれて、のんびりくつろぐことができました。

一緒に行った暦生活メンバーといただいたご飯をご紹介。
まろやかなハヤシライスで、ぺろりと食べてしまいました。

こちらは5種盛りソーセージセット(サラダ・ライス付き)。柔らかく、上品なお味とのこと。

ミートボールのボロネーゼ(サラダ付)

デザートには、アップルパイとコーヒーをいただきました。
シナモンの良い香りして、とっても美味しかったです。
六甲高山植物園を回った後の休憩にもぴったりそうです。

お天気が良かったので、私たちはテラス席にしましたが、屋内も山小屋のようなほっこり感があって、素敵な雰囲気でした。

山小屋カフェ エーデルワイス

営業時間 11:00~16:00L.O.(16:30 CLOSE)
定休日 六甲高山植物園 休園日に準ずる ※冬季休業あり
お問い合わせ 078-891-1247

自然体感展望台 六甲枝垂れ

続いて向かったのは、「自然体感展望台 六甲枝垂れ」。
包まれるようなヒノキの優しい香りと、「枝葉」というフレーム越しに降り注ぐ太陽の光を感じられる展望台です。

はるばる見渡せる眺望はもちろんのこと、自然を楽しむために凝らされた工夫の数々、「杉山兄弟のシャボン玉広場」など、お楽しみポイントが山盛りです。
どこから見ても綺麗な景色を眺望できて、楽しい滞在時間になりました。

自然体感展望台 六甲枝垂れ

住所 神戸市灘区六甲山町五介山1877-9
アクセス 六甲ケーブル山上駅で六甲山上バス1系統に乗り換え「六甲ガーデンテラス」下車すぐ
TEL 078-894-2281

六甲ガーデンテラス

六甲枝垂れを出ると、六甲ガーデンテラスが目の前にあり、六甲山麓牛乳をたっぷり使った「六甲ガーデンテラスオリジナルミルクソフトクリーム」をいただくことができます。

ひんやりとろ〜り、やさしい味わいのソフトクリームでした。

すぐ近くにある六甲おみやげ館では、六甲山だけでなく、神戸のお土産も売っていました。
六甲山麓で採れたはちみつを使ったお菓子が山積みになっていて、いかにも美味しそうでした。

六甲山展覧台

それから、六甲山展覧台。
さほど人も多くなくて、落ち着いて景色を楽しむことができました。

あそこはどこだろう、淡路島はあそこかな、など遠くまで見渡すことができて愉快でした。
昼過ぎに行ったのですが、街並みの広がりを見ていると、夜はさぞ街の灯りが綺麗に見えるだろうな、と想像されます。

百合珈琲 六甲山店

旅もそろそろ終盤。
最後に立ち寄ったのは、百合珈琲 六甲山店です。

「昔ながら」にこだわる、宝塚の老舗が、六甲山にもオープンしました。
自然に囲まれたレトロな空間で、とっておきの時間を過ごすことができます。

手間暇かけて淹れられたコーヒーは、ひと口飲むと香りが広がり、ほんわり余韻が残ります。
一緒に頼んだパフェが贅沢なボリュームで、ごちそう感たっぷりでした。
甘酸っぱい苺に、隠れあんこがよく合い、食べ進めるごとに幸せになります。

百合珈琲 六甲山店

神戸市灘区六甲山町西谷山1878-43スズノネヒュッテ
営業時間 11:00~17:00
定休日 水木

心癒される自然に、瀟洒な建物、街と海が広がる眺望、美味しい食べ物の数々。六甲山もとてもいいところでした。次の旅先に、六甲山はいかがでしょうか。「六甲高山植物園×暦生活 花びより」へも、ぜひ足をお運びくださいませ。

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暦生活編集部

日本の季節を楽しむ暮らし「暦生活」。暮らしのなかにある、季節の行事や旬のものを学びながら、毎日お届けしています。日常の季節感を切り取る #暦生活写真部 での投稿も募集中。暦生活の輪を少しずつ広げていきたいと思います。

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