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七十二候(しちじゅうにこう)一覧/冬

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季節の変化を表す「七十二候」

七十二候(しちじゅうにこう)とは、二十四節気をさらに3つ(初候、次候、末候)に分け、それぞれに季節をあらわす名前をつけたもの。このページでは、立冬からはじまる七十二候を紹介します。

55.立冬初候/山茶始開 11/7〜11/11頃
56.立冬次候/地始凍 11/12〜11/16頃
57.立冬末候/金盞香 11/17〜11/21頃

58.小雪 初候/虹蔵不見 11/22〜11/26頃
59.小雪 次候/朔風払葉 11/27〜12/1頃
60.小雪 末候/橘始黄 12/2〜12/6頃

61.大雪初候/閉塞成冬 12/7〜12/10頃
62.大雪次候/熊蟄穴 12/11〜12/15頃
63.大雪末候/鱖魚群 12/16〜12/20頃

64.冬至初候/乃東生 12/22〜12/25頃
65.冬至次候/麋角解 12/26〜12/30頃
66.冬至末候/雪下出麦 12/31〜1/4頃

67.小寒初候/芹乃栄 1/5〜1/9頃
68.小寒次候/水泉動 1/10〜1/14頃
69.小寒末候/雉始雊 1/15〜1/19頃

70.大寒初候/款冬華 1/20〜1/24頃
71.大寒次候/水沢腹堅 1/25〜1/29頃
72.大寒末候/雞始乳 1/30〜2/3頃

55.立冬初候/山茶始開(つばきはじめてひらく) 11/7〜11/11頃

山茶花が咲き始める頃。
冬の始まりを告げる花で、年を越すまで旺盛に咲き、冬の道を明るく灯してくれます。

56.立冬次候/地始凍(ちはじめてこおる) 11/12〜11/16頃

冬の冷気のなかで、大地が凍り始める頃。
陽気が弱まり日ごとに冷え込みが増して、場所によっては霜柱がみられるところもあります。

57.立冬末候/金盞香(きんせんかさく) 11/17〜11/21頃

水仙の花が咲き始める頃。
寒い中でもよく咲く花で、あちこちに小さな群落を作り、香りの小道ができます。

58.小雪初候/虹蔵不見(にじかくれてみえず) 11/22〜11/26頃

陽射しが弱まり、虹を見ることが少なくなる頃。
見ることができても淡かったり短時間で消えてしまうので、ひっそりと物寂しい趣があります。

59.小雪次候/朔風払葉(きたかぜこのはをはらう) 11/27〜12/1頃

冷たい北風が、木々の葉を落とす頃。
地面いっぱいに広がる落ち葉で大地はにぎやかになり、日々変わる足元の色を楽しめる季節です。

60.小雪末候/橘始黄(たちばなはじめてきばむ) 12/2〜12/6頃

橘の実が黄色くなっていく頃。
橘とは柑橘のことで、太陽の恵みをたっぷり含んだ柑橘類は貴重な冬のお菓子といえます。

61.大雪初候/閉塞成冬(そらさむくふゆとなる) 12/7〜12/10頃

天地の気が塞がり、真冬になる頃。
重く広がった灰色の雲が空を覆い、平地にも空風が吹き、本格的な冬が到来します。

62.大雪次候/熊蟄穴(くまあなにこもる) 12/11〜12/15頃

熊が厳しい冬を乗り越えるために穴にこもる頃。
熊だけではなく、しまりすや蛙、こうもりなど他の生物たちもこの時期に冬ごもりを始めます。

63.大雪末候/鱖魚群(さけのうおむらがる) 12/16〜12/20頃

鮭が川を遡上する頃。
川で生まれて海で育った鮭は、産卵のために自分の生まれた川へと里帰りをします。

64.冬至初候/乃東生(なつかれくさしょうず) 12/22〜12/25頃

夏になると枯れる靭草(うつぼぐさ)の芽が出る頃。
積雪の中、靫草が芽を出そうとしますが、この草以外の草木のほとんどは枯れていきます。

65.冬至次候/麋角解(おおしかのつのおつる) 12/26〜12/30頃

ヘラジカの角が生え変わる頃。
枝分かれした大きな角が抜け落ち、春にまた新しい角が生え始めます。

66.冬至末候/雪下出麦(ゆきわたりてむぎいづる) 12/31〜1/4頃

積雪の下で、秋まきの麦が芽を出し始める頃。
寒さに負けず、重い雪の下で耐えて年を越し、6月頃に収穫を迎えます。

67.小寒初候/芹乃栄(せりすなわちさかう) 1/5〜1/9頃

芹が生え始める頃。
春の七草のひとつで、互いに競り始めうに伸びることから、芹(セリ)という名前になりました。

68.小寒次候/水泉動(しみずあたたかをふくむ) 1/10〜1/14頃

地中で凍った泉の水が溶け、動き始める頃。
厳しい寒さはまだ始まったばかりですが、地中深くでは静かに水が動き出し、溶け始めます。

69.小寒末候/雉始雊(きじはじめてなく) 1/15〜1/19頃

雉が鳴き始める頃。
甲高く「ケーンケーン」と鳴く声は、凍てつく寒さの中で一段と高く、鋭く響きます。

70.大寒初候/款冬華(ふきのはなさく) 1/20〜1/24頃

蕗の薹(とう)が出始める頃。
雪解けを待ちかねたように地上に顔を出す、春いちばんの使者です。

71.大寒次候/水沢腹堅(さわみずこおりつめる) 1/25〜1/29頃

沢の水が氷となり、厚く張りつめる頃。
最低気温が記録されたり氷点下に達する地域も多くみられ、一年でもっとも寒い時期を迎えます。

72.大寒末候/雞始乳(にわとりはじめてとやにつく) 1/30〜2/3頃

鶏が春の気を感じ、たまごを産み始める頃。
「とやにつく」は、鶏が卵を抱いて巣に籠ることを意味しています。


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