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小満

しょうまん

二十四節気 5月21日〜6月5日頃

小満(しょうまん)とは、あらゆる生命が満ち満ちていく時期のこと。
太陽の光を浴び、万物がすくすく成長していく季節です。

七十二候

初候 5月20日〜5月25日頃

蚕起食桑

かいこおきてくわをはむ

蚕が、桑の葉をたくさん食べて成長する頃。人々の暮らしを支えていたため、「おかいこさま」と敬称をつけて呼ぶ地方もありました。

和暦コラム「清和月」

次候 5月26日〜5月30日頃

紅花栄

べにばなさかう

あたり一面に紅花が咲く頃。紅花は古代エジプト時代から染料として利用されていました。花びらの水に溶ける黄色の色素と、水に溶けない赤の色素から、紅色がつくられます。

末候 5月31日〜6月4日頃

麦秋至

むぎのときいたる

麦が熟し、たっぷりと金色の穂をつける頃。百穀が成熟する、麦にとっての「秋」です。この時期に穂を揺らしながら吹き渡る風を麦嵐、また降る雨を麦雨と呼びます。

のもの

てんとう虫

よく知られている背中に斑点が7つあるナナホシテントウ、背中の黄色いキイロテントウ、病気の菌を食べてくれるテントウなど大きさ、色、様々な種類や役割を持ったテントウムシがいます。

よく知られている背中に斑点が7つあるナナホシテントウ、背中の黄色いキイロテントウ、病気の菌を食べてくれるテントウなど大きさ、色、様々な種類や役割を持ったテントウムシがいます。

野菜

辣韮らっきょう

中国が原産で日本には9世紀までに伝来し薬用、野菜として全国に普及しました。若摘みしたものはエシャロットと呼ばれ生食され、食欲増進効果があります。

中国が原産で日本には9世紀までに伝来し薬用、野菜として全国に普及しました。若摘みしたものはエシャロットと呼ばれ生食され、食欲増進効果があります。

果物

さくらんぼ

語源は桜を擬人化した「桜坊(さくらんぼう)」と言われています。山桜などのサクラ類の果実は多くのものが食べられますが、現在スーパーに並ぶのはヨーロッパ種のもの。実にさまざまな味、色、形のものがあります。

語源は桜を擬人化した「桜坊(さくらんぼう)」と言われています。山桜などのサクラ類の果実は多くのものが食べられますが、現在スーパーに並ぶのはヨーロッパ種のもの。実にさまざまな味、色、形のものがあります。

果物

メロン

アフリカ原産であり、日本には明治期に入ってきましたが、環境上栽培が難しく高価な果物の代名詞となりました。果肉は赤肉種・青肉種・白肉種の3種類に分類されます。

アフリカ原産であり、日本には明治期に入ってきましたが、環境上栽培が難しく高価な果物の代名詞となりました。果肉は赤肉種・青肉種・白肉種の3種類に分類されます。

行事

潮干狩りしおひがり

旧暦の15日頃は潮の干満の差が大きく「大潮」と呼ばれます。この時期は多くの貝が見つかりやすいとされています。熱中症に注意をして、熊手とバケツを持って皆で楽しく取りに行きましょう。

旧暦の15日頃は潮の干満の差が大きく「大潮」と呼ばれます。この時期は多くの貝が見つかりやすいとされています。熱中症に注意をして、熊手とバケツを持って皆で楽しく取りに行きましょう。

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暦生活編集部

日本の季節を楽しむ暮らし「暦生活」。暮らしのなかにある、季節の行事や旬のものを学びながら、毎日お届けしています。日常の季節感を切り取る #暦生活写真部 での投稿も募集中。暦生活の輪を少しずつ広げていきたいと思います。

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