書籍「神様と暮らす12カ月 運のいい人が四季折々にやっていること」
五感を開いて、季節を感じる
神主さんが教えてくれる幸せの手引き
この本は、日本の伝統的な暮らしの知恵を現代に活かし、幸せで運の良い生活を送るための一冊です。
八百万の神々のもとで日々おつとめしている神主さんが、季節の変化を生活に取り入れ楽しむ12か月の「開運行動」をまとめ、「幸せの手引書」になりました。


季節の花を愛でる、旬を美味しくいただく、しきたりを大事にするなど、四季を「見る」「聴く」「匂う」「触る」「味わう」……。五感を磨けば、1年間幸運がめぐり、運だけでなく、体も、脳も、みるみる華やぎます。


当たり前のようで忘れかけていた、「幸せな日々を送る方法」を、ひと月ごとに紹介。また、「古事記」「古今和歌集」「枕草子」「源氏物語」といった古典や偉人のことばから、“運気”のヒントを見つけ解説しています。
【1月】げんをかつぐ
年神様が新しい年をみんなに配る1月。「1年」を受け取るときの作法と姿勢を紹介。


【4月】 未来をお祝いする
未来のことをあらかじめお祝いする「予祝」は古来の祈願のしかた。
4月はお花見という予祝で、美意識も磨くことができる絶好のチャンス。


【5月】 植物の香りでととのう
若葉と若草の季節に、そのアロマを使って心身をすこやかに保つ方法を紹介。
よもぎや菖蒲など、日本古来の香りを最大限に活用します。


12か月のテーマはこちら
1月 げんをかつぐ
2月 陽を朗らかに迎える
3月 浄化して清まる
4月 未来をお祝いする
5月 植物の香りでととのう
6月 五感と空間を磨く
7月 怨霊もおもてなしする
8月 納涼と手書きにいそしむ
9月 月にあやかる
10月 実りを言祝ぐ
11月 陰をあたたかく迎える
12月 丁寧に準備する
四季折々の風景や行事にあった行いを紹介しています。なかには、「寝る前の、よきこと日記」や、「いつもの道具を清めてお手入れ」など、いますぐにでも取り入れたい習慣も。


そのほかにも、「十二支の話」、「太陽の暦と月の暦」、「月の和名」などコラムも掲載。運気上昇へのヒントが見つかるはず。
めぐる季節に感覚を研ぎすませ、何気なくそこにある自然に目を留めて、清々しい気分で日々を過ごしてみませんか。

~著者のことば~
私は、現役の神職として、毎日神社でおつとめしていますが、おまいりされる方々のなかに、あきらかに「運気がいい人」をお見かけすることがあります。
そんな人とお話をすると、共通して感じることがあります。
彼らはみな、どんなに忙しくても、季節の変化に心を開き、生活に取り込んで、楽しんでいるということです。そして、雅(みやび)!
その心の豊かさ、すこやかさに、”運の方から”引きよせられている。
「ああ、この人は“神様と暮らしている”から、運気がいいのだな」と、合点がいくのです。
季節に五感を開いて、最大に味わい、生活に取り込むのは、とてもシンプルで、簡単なこと。
それを知らずに、すぐ近くにいる神様たちの存在に気づかずに、幸運や吉兆を逃してしまうのは、もったいないなあ……。
そんな思いから、この本を作りました。
五感を開いて、季節を感じる――。
これこそが、一番簡単で、一番効果の高い、
「幸運な日々を手に入れる方法」であることを、ぜひ知ってください。

【 著者紹介 】
桃虚 (トウキョ)
1970年インド(ムンバイ)生まれ、東京育ち。ライター業を経て、大阪府枚方市の片埜神社にて神職歴20年。「神社新報」で連載など。筆名の「桃虚」は無邪気の象徴である「桃」と、素直な心を表す「虚」を組み合わせた。
- 著者
- 桃虚 (トウキョ)
- 発行所
- 幻冬舎
- 判型
- 四六判
- ページ数
- 256ページ
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