書籍「12か月の本 8月の本」
時代も場所もまったく異なる文学作品たちをつなぐテーマは〈12か月〉――
12か月のうちの〈8月〉をテーマに古今東西の小説・詩歌・随筆を集めたアンソロジー。
四季をあじわい、あの作品といま同じ季節を生きるよろこびをつくる本。シリーズ全12巻です。


装丁:岡本洋平(岡本デザイン室)


『8月の本』の目次
絵はがき(堀辰雄)
影(北原白秋)
お盆(石井桃子)
ジャンの新盆(山川方夫)
美しく、短かすぎる夏(吉田健一)
紙の玉(シャーウッド・アンダースン/上岡伸雄訳)
霧のむこうに住みたい(須賀敦子)
いちど視たもの 一九五五年八月十五日のために(茨木のり子)
八月三日の夢(中谷宇吉郎)
鏡の中の月(宮本百合子)
トカトントン(太宰治)
山居(萩原朔太郎)
白雪姫(久生十蘭)
八月の星座(吉田絃二郎)
驟雨(井上靖)
初恋(尾崎翠)
ネムロド(ブルーノ・シュルツ/工藤幸雄訳)
簔虫〔「小さな出来事」より〕(寺田寅彦)
穴(岡本綺堂)
蟲の声(永井荷風)
雨のふくらはぎ(唐十郎)
跋 八月の王国 西崎憲

向日葵が面を上げ、入道雲が青空によく映える頃。
夏が盛りを迎える8月。
8月らしい文章を8月に読んで、真っ只中の季節の醍醐味をじっくり味わってみませんか。


8月にお誕生日を迎える方への贈り物にも。
きっと喜ばれるはずです。

一篇一篇がさらりと読める短さなので、一人でまったり過ごす時間や寝る前の読書にもぴったりです。
私たちが生きている今の季節を、作家それぞれの目を通して見る楽しさを、ぜひ体験してみませんか。
別の時代・別の場所の8月が、今年の8月をより豊かにしてくれます。

【 著者紹介 】
西崎憲
翻訳家、作家、アンソロジスト。訳書にコッパード『郵便局と蛇』、『ヘミングウェイ短篇集』、『青と緑 ヴァージニア・ウルフ短篇集』など。著書に第十四回ファンタジーノベル大賞受賞作『世界の果ての庭』、『蕃東国年代記』『未知の鳥類がやってくるまで』『全ロック史』『本の幽霊』など。フラワーしげる名義で歌集『ビットとデシベル』『世界学校』。電子書籍や音楽のレーベル〈惑星と口笛〉主宰。音楽家でもある。
※「12か月の本」シリーズ全巻購読者特典につきまして
各巻の帯に応募券が付いており、こちらの応募締切は2026年7月末日となっております。締切日以降も応募券のついたものが届く場合がございますが、あらかじめご了承ください。
- 著者
- 西崎憲
- 発行所
- 国書刊行会
- 判型
- B6変型判
- ページ数
- 288ページ
本書の一部、あるいは全部を無断で複写複製することは、法律で認められた場合を除き、著作権の侵害となります。乱丁、落丁本はお取り替えいたします。